ラ・クロワ=シュル=ウルク(La Croix-sur-Ourcq)

2025年5月19日(月)、二番目に訪れたのはLa Croix-sur-Ourcq、Église Notre-Dame de La Croix-sur-Ourcqです。

ここは、興味深い柱頭があります。

2025年、教会は基本的に閉まっていました。私は役場(mairie)に目的を告げると訪問の許可をもらうことができました。ただし、小さな村なのでセキュリティのため、教会の内部を見学するには村長の立ち会いが必要とのことでした。

目次

1. La Croix-sur-Ourcq .
2. 概要 .
3. 外観 .
4. 内観 .

1. La Croix-sur-Ourcq

ラ・クロワ=シュル=ウルク(La Croix-sur-Ourcq)は、オー=ド=フランス地域圏エーヌ県にあり、県都ラン(Laon)の約48km南西に位置します。

教会は、小さな村の中心に位置し、塀に囲まれた墓地の中にあります。

南側外観

クワイヤの南にある鐘楼の中は、鳩たちの巣になっていました。

2. 概要

ゾディアック(Zodiaque) la nuit des temps『Île-de-France romane』による概要です。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

ラ・クロワ=シュル=ウルク(La Croix-sur-Ourcq)の教会は、パリ北東部のウルシー・ル・シャトー(Oulchy-le-Château)の教会にかなり近い。後に一部が改築された身廊は、三つの柱間で構成され、11世紀半ばに建てられたと思われる。

村長によると、現在、教会は常に閉鎖されています。十分な資金がなく、必要な修繕工事すらできないためだそうです。

3. 外観

南西に行きます。

南側廊は、取り壊されています。

南西側外観

身廊と南側廊との間に壁が建設され、現在の南壁になっています。

南側外観

南壁には、身廊と南側廊との間のアーチを支えていた柱頭が、顔をのぞかせています。

身廊の柱頭
身廊の柱頭

4. 内観

教会の中に入ります。

身廊にて東を向く

身廊と交差部に興味深い柱頭があります。

柱頭彫刻を四つご紹介します。

柱頭1

柱頭1と2は、様式化された植物のような意匠です。

柱頭2

柱頭3は、中央に雄鶏のような動物、その周りに悪魔のような顔と蛇のような生き物が彫られています。

柱頭3

柱頭4は、謎めいています。

柱頭4

中央には、右手を頭に置き、左手に鳥をとまらせている人物がいます。でも、どんな意味があるのか、よく分かりません。

柱頭4(別角度)

クワイヤの南壁には、盲アーケードが残っています。

ウルシー=ル=シャトー(Oulchy-le-Château)のクワイヤの南北にも、同様の盲アーケードがあります。

交差部にて南東を向く

Église Notre-Dame de La Croix-sur-Ourcq。興味深い柱頭があります。

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