ポン=デュ=シャトー(Pont-du-Château)

2022年8月9日(火)の最後、四番目に訪れたのは Pont-du-Château。Église Sainte Martineです。

ここは、身廊の柱頭彫刻がすごくいいです。

Pont-du-Château へ

私はビヨム(Billom)から北西に15分ほど車を運転して、アリエ川によって栄えた町の、小高い丘の上につきました。16時半頃のことです。

Église Sainte Martine(北側外観)

ポン=デュ=シャトー(Pont-du-Château)という名は、河川交易の町だったことに由来します。町はクレルモン=フェランの主要港でした。

Église Sainte Martine の概要

教会の外にの案内掲示がありました。一部を抜粋して太字で和訳します。

歴史
橋の上からの眺めが最も印象的である。この教会は、丘の中腹にある城から港のあるアリエ川岸にかけて建てられた低い家屋や船頭の宿舎のアンサンブルに見事に調和している。

Église Sainte Martine(南東側遠景)Googleマップのストリートビューより

南側に寄り添うように置かれた二つの石棺が示すように、

Église Sainte Martine(南側外観)

この建物は古代の宗教施設に建てられており、1055年にすでに言及されている通り、かつてはクリュニー修道院に属していた。

建設
7世紀以上にわたる建造の段階を、正確に年代測定できる資料は少ない。
玄関間と身廊:12世紀
身廊のヴォールト:13世紀
交差部とクワイヤ:14、15、16世紀

鐘楼:ヴォルヴィック石で再建、19世紀

Église Sainte Martine(南西側外観)

教会の中に入ります。

フロアプラン

教会の中にあったリーフレットにフロアプランがありました。東が上です。

教会の中のリーフレットにあったフロアプラン、東が上

Église Sainte Martine の内観

教会の中の、全体の様子。

Église Sainte Martine(内観、身廊にて東を向く)

身廊の天井はゴシック様式ですが、下部のアーチや柱頭彫刻はロマネスク様式です。

Église Sainte Martine(内観、身廊にて南西を向く)

柱頭彫刻が、すばらしい。

Église Sainte Martine(内観、身廊にて北西を向く)

植物、植物を吐く人たち

Église Sainte Martine(内観、身廊の柱頭彫刻)

アクロバット、二股人魚。

Église Sainte Martine(内観、身廊の柱頭彫刻)

つながれた猿。

Église Sainte Martine(内観、身廊の柱頭彫刻)

馬と人

Église Sainte Martine(内観、身廊の柱頭彫刻)

天使と鳥と人。

Église Sainte Martine(内観、身廊の柱頭彫刻)

Église Sainte Martine、身廊の柱頭彫刻がすばらしい。

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