2023年5月6日(土)、五番目の訪問地は Oreitia。Iglesia de San Julián y Santa Basilisa です。
ここは、ロマネスク様式の遺構が残る教会です。後陣の彫刻が良いです。
教会は閉まっていました。私は教会の中に入りませんでした。
目次
Oreitia へ
夫と私はアルブロ(Arbulo)から南に約3km、4分ほど運転して、大きな村の教会に着きました。14:45頃のことです。
西側や南側を一見すると、ロマネスクじゃないよね?と疑問が出そうです。
16世紀や17世紀頃の改築部分が目立ちます。
北側も、身廊部分は、ロマネスクの魅力が乏しいです。
私が来たかった理由は、内陣と後陣にあります。
東側外観(後陣、内陣)
ロマネスク様式の持ち送りがあります。
男性の顔。
ヤギと、なんだかよくわからないもの。
怪物たち。
怪物たちの存在感が抜群です。私は、こういうの、大好きです。
もうひとつ、大好きな彫刻があります。
騎馬像。
右手に槍、左手に盾を持つ髭の騎士が、左上を見上げています。
誰か特定の貴族を称えるために彫られたものかもしれませんが、詳細はよくわかりません。
持っている盾は、カイト・シールド(上部は丸く下部は尖った形)です。11世紀〜12世紀前半の盾です。
馬具、蹄鉄も丁寧に彫ってあります。
そして、そのカッコいい騎馬像の右上の持ち送りが、また私好みです。
大きな口を開けて、舌を見せています。
Iglesia de San Julián y Santa Basilisa。ロマネスク様式の遺構が残る教会です。後陣の彫刻が良いです。
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