Blesle の Église Saint-Pierre、続きです。前回に内観を見学したので、今回は外観です。
前回にも載せましたが、フロアプランを再掲します。わかりやすくなるので。
フロアプラン
現地には、フロアプランは、みあたりませんでした。ゾディアック(Zodiaque)la nuit des temps の『Auvergne Romane』によるフロアプランを載せます。東が上です。
後陣や、南礼拝室のあたりの持ち送りや柱頭彫刻が、それはもう、素晴らしいんです。
Église Saint-Pierre の外へ
大急ぎでなんとか内観を見学した私は、あわてて教会の外に出ました。扉口の前は結婚式の参列者たちで、すごい人だかり。
南扉口のアーチに花の装飾があるんですが、これが、かわいい。
東に行きます。
上の写真↑で右の、ジーパンを着て立っている人たちがいる壁の間から、東側に行けます。
まず、持ち送りをみます。
持ち送り
後陣です。
なんだか、劇的。
みなさん、大真面目です。
身廊と南礼拝室にも持ち送りがあります。
身廊の持ち送りは、後陣の延長のようで、似ています。
南礼拝室。
変な人がいたり
なんだかざわざわと、うごめいている感じと思ったら
静かな2匹。なんとも、かわいい。
柱頭彫刻をみます。
柱頭彫刻
こんなに隣の建物が迫っているんですが、後陣にはすごく濃密な装飾があります。
からみあうドラゴン?
戦う老人?
植物と人。
後陣の五つの窓すべて、惜しみなく装飾がほどこされています。
戦う騎士たち。
蛇とトカゲに胸をかまれる女性と、首から財布をさげている守銭奴。
植物装飾の柱頭彫刻も、窓の上の半円フリーズも、とても美しい。
私が外観を見学していた間に、結婚式が一段落したようです。
最後に、南扉口をもう一度。
Église Saint-Pierre。南扉口の花の装飾も、教会内外の柱頭彫刻も、後陣と南礼拝室の持ち送りも、見どころ満載で感動します。
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