ブレル(Blesle)<2>

Blesle の Église Saint-Pierre、続きです。前回に内観を見学したので、今回は外観です。

前回にも載せましたが、フロアプランを再掲します。わかりやすくなるので。

フロアプラン

現地には、フロアプランは、みあたりませんでした。ゾディアック(Zodiaque)la nuit des temps の『Auvergne Romane』によるフロアプランを載せます。東が上です。

ゾディアック(Zodiaque)la nuit des temps の『Auvergne Romane』によるフロアプラン

後陣や、南礼拝室のあたりの持ち送りや柱頭彫刻が、それはもう、素晴らしいんです。

Église Saint-Pierre の外へ

大急ぎでなんとか内観を見学した私は、あわてて教会の外に出ました。扉口の前は結婚式の参列者たちで、すごい人だかり。

Église Saint-Pierre(南側外観)

南扉口のアーチに花の装飾があるんですが、これが、かわいい。

南扉口、部分

東に行きます。

Église Saint-Pierre(南側外観)

上の写真↑で右の、ジーパンを着て立っている人たちがいる壁の間から、東側に行けます。

まず、持ち送りをみます。

持ち送り

後陣です。

Église Saint-Pierre(南東側外観)

なんだか、劇的。

後陣の持ち送り

みなさん、大真面目です。

後陣の持ち送り

身廊と南礼拝室にも持ち送りがあります。

Église Saint-Pierre(南側外観)

身廊の持ち送りは、後陣の延長のようで、似ています。

身廊の持ち送り

南礼拝室。

南礼拝室

変な人がいたり

南礼拝室の持ち送り

なんだかざわざわと、うごめいている感じと思ったら

南礼拝室の持ち送り

静かな2匹。なんとも、かわいい。

南礼拝室の持ち送り

柱頭彫刻をみます。

柱頭彫刻

こんなに隣の建物が迫っているんですが、後陣にはすごく濃密な装飾があります。

Église Saint-Pierre(東側外観)

からみあうドラゴン?

戦う老人?

植物と人。

後陣の五つの窓すべて、惜しみなく装飾がほどこされています。

戦う騎士たち。

蛇とトカゲに胸をかまれる女性と、首から財布をさげている守銭奴。

植物装飾の柱頭彫刻も、窓の上の半円フリーズも、とても美しい。

Église Saint-Pierre(東側外観)

私が外観を見学していた間に、結婚式が一段落したようです。

最後に、南扉口をもう一度。

南扉口

Église Saint-Pierre。南扉口の花の装飾も、教会内外の柱頭彫刻も、後陣と南礼拝室の持ち送りも、見どころ満載で感動します。

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