ボズール(Bozouls)

2025年8月10日(日)、二番目に訪れたのはBozouls、Église Sainte-Fauste de Bozoulsです。

ここは、峡谷の岬に建つ赤砂岩の教会です。内部に彫刻があります。

2025年、教会は毎日昼休みなく開いていました。

目次

1. Bozouls .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 外観 .
5. 内観 .

1. Bozouls

ボズール(Bozouls)は、オクシタニー地域圏アヴェロン県にあり、県都であるロデーズの約15km北東に位置します。

崖の端にへばりつくように築かれた独特な村です。

ドゥルドゥ(Dourdou)川の浸食によってできた馬蹄形の巨大な谷は直径400m、深さ100mにも及び、巨大な天然の峡谷の絶景を見下ろすことができます。

北側遠景

教会は、峡谷の岬に建っています。

北東側遠景

2. 概要

教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

峡谷の岬に建てられた赤砂岩のロマネスク様式の教会は、12世紀以来その堂々とした姿を誇り、北側の景観を締めくくっている。これは、いくつかの時代にわたって順次建設された複合的な建築物である。ロマネスク様式の部分は、鐘楼ポーチ、身廊、そして周歩廊を備えた聖所から成る。

14世紀から15世紀にかけて、南側の壁に五つの側礼拝室が追加された。もともと身廊は石板屋根で覆われていた。その莫大な重量により、柱や壁がたわんでしまった。建物を救うため、1612年に大規模な修復工事が行われた。

1785年頃と1816年頃に、バットレスが追加された。

この場所の美しさに加え、ルエルグ(Rouergue)地方のロマネスク美術を代表するこの建築の細部にも注目してほしい。例えば、精巧に彫刻された柱頭の装飾である。クワイヤの柱頭には滑らかな葉の縁取りが施され、身廊や鐘楼ポーチの柱頭には人物像が彫られている。

この後も、案内板を引用する時に太字で書きます。

3. 平面図

案内板による平面図です。東が上です。

案内板より

黒色:12世紀
斜線:14世紀〜15世紀
斜線と点線:17世紀
点々:19世紀

4. 外観

特徴的な赤砂岩の建物です。

北東側遠景

西に行きます。

西側外観

5. 内観

鐘楼ポーチの中に入ります。

鐘楼ポーチにて東を向く

ポーチと身廊を隔てる扉口には4本の柱があり、柱頭には次のような表現がある:
左側:色欲、「受胎告知」の天使。
右側:「創造」の場面、そしてアダムとエバ。

ポーチにある2体の彫像は、一方が「鳥を抱く聖母」、もう一方が「隠遁者聖アントニオ」を表している。

こちらは、左(北)側の柱頭です。

扉口(左(北)側の柱頭)

こちらは、右(南)側の柱頭です。

扉口(右(南)側の柱頭)

教会の中に入ります。

(Zodiaque) la nuit des temps『Rouergue roman』に「パルメット模様と、両腕を広げた奇妙なキリスト像で飾られた、白大理石製の見事な切妻形のまぐさが収められている。」と書かれています。でも、私はその彫刻されたまぐさを見つけることができませんでした。

身廊にて東を向く

柱頭をみます。

柱頭

わっ!

柱頭

牙をむく。(でも、かわいい。)

柱頭

歯を見せる。

柱頭

クワイヤには、周歩廊があります。

クワイヤと周歩廊

柱頭には、滑らかな葉が彫られています。

クワイヤの柱頭

Église Sainte-Fauste de Bozouls。峡谷の岬に建つ赤砂岩の教会です。内部に彫刻があります。

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