ヴェルソル=エ=ラペイル(Versols-et-Lapeyre)<Saint-Caprais>

2025年8月7日(木)、三番目に訪れたのはVersols-et-Lapeyre、Église Saint-Caprais de Lapeyreです。

ここは、扉口のティンパヌムに簡素な彫刻があります。

教会は閉まっていました。私は教会の中に入りませんでした。

Versols-et-Lapeyre では、2か所に行きました。以下のように2回に分けて書きます。
<1> Église Saint-Caprais de Lapeyre
<2> Tympan roman de l’église de Saint-Caprais

目次

1. Versols-et-Lapeyre .
2. 概要 .
3. 内観 .
4. 外観 .

1. Versols-et-Lapeyre

ヴェルソル=エ=ラペイル(Versols-et-Lapeyre)は、オクシタニー地域圏アヴェロン県にあり、県都であるロデーズの約55km南東に位置します。

教会は、ソルグ(Sorgues)川の南岸にあり、集落のある北岸から離れています。

北側遠景

2. 概要

コミューンのウェブサイトによる概要です。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

ラペイルのサン=カプレ小修道院(Prieuré Saint-Caprais de Lapeyre)。

ここには、英国の偉大な詩人バイロンの娘であるエリザベス・メドーラ・リー=バイロン(Elisabeth Médora Leigh-Byron)の墓がある墓地が残っているほか、11世紀に建てられた旧サン=カプレ教会(ancienne église Saint-Caprais)もあり、その扉口と鐘楼の遺構は1928年以来、歴史的建造物として指定されている。扉口のロマネスク様式のティンパヌムには、素朴な彫刻が施されている。

この後は、(Zodiaque) la nuit des temps『Rouergue roman』を引用する時に太字で書きます。

3. 内観

教会に近づきます。

北側外観

私は教会の中に入りませんでしたが、扉の上部が鉄柵になっていたので中を覗くことができました。

でも、『Rouergue roman』に紹介されている聖水盤は見当たりませんでした。

北扉口にて南を向く

教会内部の聖水盤は、当初の祭壇の基盤を流用したものと思われる。正面には擬似的なアーチが彫られており、そのアーチには彫刻が施され、柱は葡萄のつるや絡み模様で覆われている。これらは小柱の上に立つもうひとつのねじれたアーチを囲んでおり、全体が聖杯の上に置かれた大きな十字架を囲んでいる(図版114)。他の面も同様にアーチが彫られているが、より簡素なものである。

『Rouergue roman』より

4. 外観

東に行きます。

二つの開口部を持つ鐘楼があり、その下に扉口があります。

北東側外観

扉口の彫刻をみます。

ティンパヌムには五つのアーチがあり、5人の人物が収まっています。左から1人目は両腕を広げ、2人目は祈りの姿勢で両手を合わせ、3人目は司教杖を持ち、4人目はタウ十字架を持ち、5人目は祈る姿勢をとっています。

アーチの両外側には、2人の人物が座っています。

扉口

アーチの上には、両手をあげて祈るような姿の人物が立っていて、その両脇には、人物の衣の裾を舐める2頭の四足獣がいます。

たぶん、「獅子の穴の中のダニエル」(旧約聖書『ダニエル書』6章)だと思います。

扉口

外側のアーキヴォルトには植物模様、内側のアーキヴォルトにはワッフルのような模様が彫られています。

扉口

Église Saint-Caprais de Lapeyre。扉口のティンパヌムに簡素な彫刻があります。

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