フエナン(Fouesnant)

2025年5月9日(金)、二番目に訪れたのはFouesnant、Église Saint-Pierreです。

ここは、その建築と柱頭彫刻が特筆に値します。

2025年、教会は毎日朝から17:30まで開いていました。

目次

1. Fouesnant .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 内観 .

1. Fouesnant

フエナン(Fouesnant)は、ブルターニュ地域圏フィニステール県にある町で、県都カンペールの約12km南東にあります。

教会は、町の中心にあります。

東側遠景

教会の南に大きな墓地があります。

教会は通常、西扉口ではなく、南扉口が出入りに使われています。

南側外観

2. 概要

教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

この教会は11世紀から12世紀にかけて建てられたものである。ロマネスク建築の身廊と柱頭が特筆に値する。人物像や幾何学模様は、南ブルターニュ地方におけるこの時代の彫刻の様相をよく表している。

この後は、ゾディアック(Zodiaque) la nuit des temps『Bretagne Romane』を引用する時に太字で書きます。

3. 平面図

ゾディアック(Zodiaque) la nuit des temps『Bretagne Romane』による平面図です。東が上です。

『Bretagne Romane』より

主後陣は、18世紀に改修される前は半円形だったと思われる。

交差部の上にあるランタン塔が崩壊したことで、最初の後陣が破壊され、1754年2月3日に再建が始まった。この時期に建てられたのは、西壁の中央の切妻、側廊の窓、そして15世紀の扉が再利用された南側のポーチである。

4. 内観

教会の中に入ります。

身廊のアーチは二重で、高い位置にあります。そのアーチを支える柱は、4本の半柱に囲まれています。

こうした構造は、ロクテュディ(Loctudy)に似ています。

細かい違いとしては、ロクテュディの支柱は角柱でしたが、こちらでは北側の2番目と4番目の支柱だけが角柱で、その他の支柱は円柱です。

身廊にて東を向く

南側廊に行きます。

南側廊にて北東を向く

南翼廊に行き、身廊を振り返ります。

交差部の南西の柱(内部)に階段があります。かつては、交差部の上に鐘楼がありました。

南翼廊にて北西を向く

交差部に行きます。

クワイヤは長方形で、その両側に正方形の小後陣があります。

クワイヤの南壁には、二つのアーチによる盲アーケードがあります。

交差部にて東を向く

北翼廊に行き、クワイヤを振り返ります。

南北の翼廊の壁にも、クワイヤの南壁と同じような盲アーケードがあります。翼廊には、小さな柱を持つロマネスク様式の窓がいくつか残っています。

南北の小後陣は、クロスヴォールトで、美しい三重のアーチによってクワイヤへ、また同様の開口部によって翼廊へと通じています。

装飾は、非常に多様で、身廊からクワイヤに向かって徐々に豪華になります。

北翼廊にて南東を向く

柱頭が素晴らしいです。

柱頭

様式化された植物。

柱頭

渦巻き。

柱頭

葉っぱのような、菱形のような。

柱頭

2人の踊り子かもしれません。

柱頭

奇妙な格好の人物。

柱頭

両手を合わせる2人の人物。

柱頭

Église Saint-Pierre。その建築と柱頭彫刻が特筆に値します。

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