ブレック(Brech)

2025年5月8日(木)、最初に訪れたのはBrech、Église Saint-Andréです。

ここは、身廊の柱頭が良いです。

目次

1. Brech .
2. 概要 .
3. 内観 .

1. Brech

ブレック(Brech)は、ブルターニュ地域圏モルビアン県にある村で、県都ヴァンヌの約18km北西にあります。

教会は、村の東部にあります。

南西側外観

教会の近くの飲食店(Bar Breton)では、外のテーブルに、大きな熊のぬいぐるみが座っていました。かわいい。

2. 概要

教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

この教区教会は、12世紀にブレック領の中心部に建てられた。ローマ様式のラテン十字形平面を持つ建造物である。

身廊の柱頭には植物、動物、人物が彫られており、これらがロマネスク様式の建造物から残された唯一の遺構である。

17世紀から18世紀にかけての改築で元の輪郭は変わり、19世紀には新古典主義様式に合わせてクワイヤが再設計された。ブレックの複数の領主がクワイヤに埋葬されており、そこには、見事なステンドグラス、彫像、祭壇画、クワイヤ、壁板が残されている。

1950年代まで、古い墓地が教会を取り囲んでいた。

この後は、ゾディアック(Zodiaque) la nuit des temps『Bretagne Romane』を引用する時に太字で書きます。

3. 内観

村の名前は、ブルトン語に由来しているようです。

ブレック(Brech)の名は、bre-hec(山地)に由来しているようであり、この地域にぴったりである。6世紀初頭にイギリスから移住してきた人々は、ほぼすべての村にブルトン語の名前をつけた。

さて、教会の中に入ります。

ロマネスク時代に造られた三身廊には、五つの柱間があります。

身廊にて東を向く

ほとんどの柱頭には、ブルターニュで多く見られるような、様式化された植物が彫られています。

植物が彫られた柱頭
植物が彫られた柱頭

葉の形は、多様です。

植物が彫られた柱頭
植物が彫られた柱頭

上部の両角に、渦巻き模様(スクロール)があります。コリント式柱頭を意識しているのかもしれません。

植物が彫られた柱頭
植物が彫られた柱頭

いくつかの柱頭には、渦巻き模様(スクロール)の部分に、2頭の羊が彫られています。

羊が彫られた柱頭

また、いくつかの柱頭には、人物が彫られています。

こちらの柱頭は、2人の男性です。中央に十字架が彫られています。

2人の男性が彫られた柱頭

十字架の両側に、穏やかな表情の2人の男性が彫られています。

2人の男性が彫られた柱頭(別角度)
2人の男性が彫られた柱頭(別角度)

Église Saint-André。身廊の柱頭が良いです。

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