2025年5月7日(水)の最後、三番目に訪れたのはLanmeur、ケルニトロン聖母礼拝堂(Chapelle Notre-Dame de Kernitron)です。
ここは、南扉口にブルターニュには珍しいティンパヌムがあり、柱頭の彫刻がかっこいいです。私は見ていませんが、教会の中にも彫刻があるようです。
2025年、礼拝堂は修復工事のために閉まっていました。私は礼拝堂に入りませんでした。
Lanmeur では、2か所に行きました。以下のように2回に分けて書きます。
<1> Église Saint-Mélar
<2> Chapelle Notre-Dame de Kernitron
目次
1. Lanmeur .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 内観 .
5. 外観 .
1. Lanmeur
ランムール(Lanmeur)は、ブルターニュ地域圏フィニステール県にある町で、県都カンペールの約75km北東にあります。
礼拝堂は、町の北部にあります。

2. 概要
ゾディアック(Zodiaque) la nuit des temps『Bretagne Romane』による概要です。私が一部を抜粋して太字で和訳します。
ランムール(Lanmeur)の地には、かつて「泉の町」を意味する「ケルフェンテュン(Kerfeunteun)」という町があった。この町は、四つの教区と二つの小教区からなる教区長区であり、6世紀に聖サムソン(saint Samson)によって設立された修道院と関連していた。聖サムソンがドル(Dol)司教になったとき、彼は修道院、教区長区、およびその管轄下の教区をドル(Dol)教区に組み入れ、コルヌアイユ(Cornouaille)、レオン(Léon)、トレギエ(Tréguier)の各教区内に飛び地を作った。
878年と882年にノルマン人によって破壊されたが、939年に教会や住宅が再建され、修道士たちがランムール(Lanmeur)に戻ってきた。サン=ジャギュ=ド=ラ=メール公爵領修道院(abbaye ducale de Saint-Jagut-de-la-Mer)のベネディクト会修道士たちである。彼らはその後、ケルニトロン礼拝堂(chapelle de Kernitron)を再建し、それは質素な修道院となった。
ノートルダム・ド・ケルニトロン(Notre-Dame de Kernitron)
教区教会から少し離れた、サン・サムソン修道院(monastère de saint Samson)の跡地に建てられたこの美しい礼拝堂は、12世紀に建てられたものである。
この後も、『Bretagne Romane』を引用する時に太字で書きます。
3. 平面図
ゾディアック(Zodiaque) la nuit des temps『Bretagne Romane』による平面図です。東が上です。

黒色:12世紀
点々:14世紀
4. 内観
私は礼拝堂の中に入っていません。ゾディアック(Zodiaque) la nuit des temps『Bretagne Romane』による画像です。
交差部のアーチを支える柱頭に彫刻があるようです。

5. 外観
南に行きます。

南翼廊の南壁が良いです。
装飾された二つの窓の下に、珍しい扉口があります。

この扉口が珍しいのは、ティンパヌムがあるからです。
ティンパヌムを持つ扉口は、ペロス=ギレック(Perros-Guirec)のものとともに、ブルターニュ地方で唯一の例です。
ペロス=ギレックと同様、栄光のキリストが、獅子と鷲の間で、玉座に座って祝福しています。

柱頭には、幾何学模様や様式化された植物が彫られています。

かっこいい。

ケルニトロン聖母礼拝堂(Chapelle Notre-Dame de Kernitron)。南扉口にブルターニュには珍しいティンパヌムがあり、柱頭の彫刻がかっこいいです。私は見ていませんが、教会の中にも彫刻があるようです。
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