モンゾネス(Montsaunès)

2025年8月14日(木)の最後、二番目に訪れたのはMontsaunès、église templaireです。

ここは、西扉口と北扉口が良いです。

教会は閉まっていました。私は教会の中に入りませんでした。(教会の扉に「教会の鍵は役場で受け取ることができます。月曜日・水曜日・木曜日 9:00〜12:00および14:00〜17:00。週末は要予約。」と掲示されていました。でも、外観だけで良かったので私は役場に行きませんでした。)

目次

1. Montsaunès .
2. 概要 .
3. 外観(北扉口) .
4. 外観(西扉口) .

1. Montsaunès

モンゾネス(Montsaunès)は、オクシタニー地域圏オート=ガロンヌ県にあり、県都であるトゥールーズの約70km南西に位置します。

教会は、村の中心にあります。

南西側外観

2. 概要

教会の外にリーフレットがありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

サン=クリストフ(Saint-Christophe)教会
12世紀初頭にエルサレムで設立された騎士修道会「テンプル騎士団」は、1146年にモンゾネス(Montsaunès)に司令部を設立した。1180年に完成した礼拝堂は、この司令部の唯一の遺構であり、現在の教会となっている。

教会内部には13世紀の壁画がいくつか残っており、幾何学的・象徴的な形が主流である点が注目に値する。

リーフレットより

この後も、リーフレットを引用する時に太字で書きます。

3. 外観(北扉口)

北に行きます。

19世紀の修復を経たにもかかわらず、この教会は依然としてロマネスク美術の最終段階を如実に物語っている。その煉瓦造りの構造は、トゥールーズ様式との関連を示している。

二つの扉口の柱頭に見られる彫刻は、トゥールーズの彫刻工房の影響を色濃く受けており、それだけでも一見の価値がある。

北東側外観

北扉口をみます。

北側の扉口は、礼拝堂と騎士団施設の建物とをつないでいた。

北扉口

柱頭には、聖書(『マタイによる福音書』や『ルカによる福音書』など)の物語が彫られています。

左(東)から順に、「受胎告知」、「ご訪問」、「ヨセフへの天使の出現」、「ご生誕」。

北扉口

そしてイエスの沐浴、「羊飼いへの告知」、「東方三博士の礼拝」と続いています。

北扉口

4. 外観(西扉口)

西に行きます。

西側外観

西扉口をみます。

ほぼ同時期に制作された西側の扉口の彫刻は、別の制作者による作品とされる。

西扉口

柱頭には、聖人の殉教などの物語が彫られています。

左(北)から順に、聖パウロの殉教、聖ペトロの殉教、「聖ステファノの殉教」(
『使徒言行録』7章)。

パウロの殉教については聖書に記されていません。でも、ネロ皇帝による迫害の時期にローマで斬首刑に処されて殉教したという伝承が広く伝えられています。

ペトロの殉教についても聖書に記されていません。でも、ローマで逆さ十字架にかかって殉教したという伝承や外典の記載があります。

西扉口

そして右(南)の柱頭には「ラザロの復活」(『ヨハネによる福音書』11章)が彫られています。

西扉口

興味深いのは、アーキヴォルトに彫られた一連の顔です。

西扉口

男性と女性だけでなく、怪物のような顔もあります。

西扉口

上部には、天使たちに支えられた美しいクリスモンが掲げられています。

西扉口

église templaire。西扉口と北扉口が良いです。

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