ブラマン(Bramans)

2023年8月4日(金)、二番目に訪れたのは Bramans、Église Saint-Pierre d’Extravache です。

ここは、天空の廃墟です。後陣と鐘楼の遠景が素晴らしいです。

毎日、一日中、開いています(2023年8月現在の情報です)。

目次

1. Bramans へ .
2. 概要 .
3. Église Saint-Pierre d’Extravache .

1. Bramans へ

私はノヴァレーザ(Novalesa)から北西に約80km、90分ほど運転して、絶景の教会に着きました。14:15頃のことです。

東側遠景

国境を越えました。Novalesa はイタリア🇮🇹でしたが、ここ Bramans はフランス🇫🇷です。

8月6日(日)にイタリアに戻るまでの2日間、Auvergne-Rhône-Alpes(ここSavoie 73の他、Isère 38とHaute-Savoie 74)で9か所のロマネスクを巡ります。

2. 概要

車を停めた場所に案内板、教会の中に案内掲示がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

ローマ時代、Bramans はアルプスを越える旅人にとって重要な役割を果たしていた。
8世紀からの新しい道は、Extravache 村に通じていた。13世紀以降、この道はGrand-Mont-Cenis 峠に通じるようになり、Bramans はその重要性を失ったが、街道の中継地としての役割は維持された。


Bramans の上、美しい眺めの場所にあるのが Saint-Pierre d’Extravache 教会である。
1世紀に建てられたと考えられており、Savoie で最も古い教会である。聖ペトロの2人の弟子、Elie と Milet によって設立されたと言われている。

この後も、案内板や案内掲示を引用するときに太字で書きます。

3. Église Saint-Pierre d’Extravache

屋根が崩落し、壁も半分以上崩れています。

11世紀にロマネスク様式の教会に建て替えられたが、火災に見舞われ、何度も再建された。

建物は長さ約19メートル、幅約7メートル、高さ約7メートルであった。

西側外観

鐘楼は今も残っている。

北西側外観

西扉口から内部に行きます。

西扉口にて東を向く

11世紀のオリジナルの後陣も残っているが、そこには17世紀に描かれたフレスコ画の跡が残っている。

後陣内観

内陣から西を向くと、扉のない扉口から山が見えます。

内陣にて西を向く

眺めがいいです。

見学を終えても、なんだか出発するのが惜しいような気持ちになります。

南東側外観

Église Saint-Pierre d’Extravache。天空の廃墟です。後陣と鐘楼の遠景が素晴らしいです。

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