レスパルディサ(Respaldiza)

2023年4月27日(木)、二番目の訪問地は Respaldiza。Iglesia de Nuestra Señora de la Asunción です。

ここは、南扉口が良いです。

教会は閉まっていました。私は中には入りませんでした。

目次

Respaldiza へ .
概要 .
南扉口 ...

Respaldiza へ

夫と私はレザマ(Lezama)から北西に約10km、12分ほど運転して、立派な役場がある村に着きました。12:00頃のことです。

西側外観

教会前の広場にはイベント用のテントが設置されていました。

概要

現地には案内は見当たりませんでした。Románico Digital による概要です。自動翻訳(DeepL)に助けてもらいながら、私が一部を抜粋して太字で和訳します。

ARESPALDITZA / RESPALDIZA
– Araba / Álava –
村は、その立地条件から、常にAyala渓谷で最も重要な町のひとつであった。現在は、Ayala自治体の町議会の首長となっている。

その名は、1095年に iglesia de Llodio の奉献式に登場する。

Jasokundeko Andre Maria eliza / Iglesia de Nuestra Señora de la Asunción
iglesia de la Asunción には、アヤラ(Ayala)朝の創始者であるドン・ベラ(don Vela)伯爵とその息子ベラ・ベラスケス(Vela Velázquez)伯爵の墓が二つあり、その年代は11世紀にまで遡るという伝承がある。
教会の塔は渓谷の牢獄として使われた。

現在の建物は17世紀のもので、西側に市庁舎が併設されていた。
南側のファサードには、ポルティコの下に、Ayala渓谷で最も美しいもののひとつであり、Llanadaのロマネスク様式と密接な関係がある、扉口がある。

この後も、Románico Digital を引用するときは太字で書きます。

さっそく、見学です。

南扉口

教会の西にある広場から、右に行きます。

南側外観

ポルティコの中に、南扉口があります。

南扉口の左にある円筒形の建物が、アヤラ(Ayala)渓谷の牢獄として使われていた塔かも。

南側外観

三つの尖頭アーチがあります。

南扉口

四つの柱頭があります。外側の柱頭にはスクロール、松ぼっくり、葉が描かれています。

左の柱頭


右の柱頭

この扉口の右側には、壁に埋め込まれた墓碑があり、その由来は不明だが、広袖の法衣を着た修道士か聖職者の姿が描かれている。

墓碑


この像の横には、era mccv / hic con / tinemt / vr abas / petrvsと刻まれている。

mccvはアラビア数字だと1205です。

尖ったアーチの選択は、近隣の町Añesで見られるような古くて田舎的なロマネスク様式を廃し、ゴシック様式への新たな進化の流れに呼応している。

海と町、町と町をつなぐ道の交差点にあった村ですから、この辺りの教会建築のつなぎ役をしていたと思います。

Iglesia de Nuestra Señora de la Asunción。南扉口が良いです。

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