レスキュール=ダルビジョワ(Lescure-d’Albigeois)

2025年8月12日(火)、唯一訪れたのはLescure-d’Albigeois、Église Saint-Michel de Lescure-d’Albigeoisです。

ここは、西扉口が良いです。内部にも良い柱頭彫刻があるようです。

教会は閉まっていました。私は教会の中に入りませんでした。

目次

1. Lescure-d’Albigeois .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 内観 .
5. 外観 .

1. Lescure-d’Albigeois

レスキュール=ダルビジョワ(Lescure-d’Albigeois)は、オクシタニー地域圏タルヌ県にあり、県都であるアルビの約3km北東に位置します。

教会は、大きく蛇行するタルヌ(Tarn)川の東岸にあります。

南東側外観

2. 概要

教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

11世紀末、タルヌ(Tarn)川の右岸と町との間に位置する小高い丘の上に、ベネディクト会サン=ミシェル・ド・ガイヤック修道院(abbaye bénédictine Saint-Michel de Gaillac)に属する修道院と教会が建てられた。この修道院は17世紀に廃れた。

石灰岩で建てられ完璧な均整を保つサン=ミシェル教会は、ラテン十字の形状をしており、その上には四角い塔がそびえている。この教会は、アルビ地方で最大のロマネスク彫刻群を擁している。

後陣には、モールと柱で縁取られた三つの窓から光が差し込んでいる。

開口部の少なさや、射撃口のような外観から、防御施設であるという印象を受ける。鐘楼の崩壊に伴い、かつての半円形アーチは単純な木造の屋根構造に置き換えられた。16世紀にはミサがほとんど執り行われなかったが、18世紀まで埋葬は続けられた。19世紀末に改修工事が行われた。

この後も、案内板を引用する時に太字で書きます。

3. 平面図

(Zodiaque) la nuit des temps『Haut-Languedoc roman』による平面図です。東が上です。

『Haut-Languedoc roman』より

4. 内観

私は教会の中に入っていません。『Haut-Languedoc roman』による写真です。

内部には、トゥールーズのサン=セルナン(Saint-Sernin de Toulouse)やモワサック(Moissac)との関連性が認められる柱頭彫刻があるようです。

『Haut-Languedoc roman』より

5. 外観

西に行きます。

北西側外観

西扉口をみます。

西扉口は、1100年以降に造られた傑作である。トゥールーズのサン=セルナン(Saint-Sernin de Toulouse)の扉口に着想を得たこの扉口は、貝殻状に彫り込まれており、3段の階段の上に突き出ている。その上には、物語を刻んだ柱頭を持つ小柱が立っている。

西扉口

アーキヴォルトには三つのアーチがあり、その装飾はネコ科の動物の頭、球体、花飾り、チェッカー模様など、極めて精巧である。

西扉口

軒下の装飾も豊かです。

西扉口

柱頭をみます。

左(北)から順に、2頭のドラゴンに頭をかじられる男性、だと思います。

柱頭

「アダムとエバ」(『創世記』3章)、「アブラハムによる息子イサクの犠牲」(『創世記』22章)、後ろ足に立つ四足獣たち、だと思います。

柱頭

向かい合う鳥、「金持ちとラザロ」(『ルカによる福音書』16章)、守銭奴と悪魔たち(強欲の罪)、だと思います。

柱頭

最後に、女性と蛇と悪魔たち(邪淫の罪)、だと思います。

柱頭

Église Saint-Michel de Lescure-d’Albigeois。西扉口が良いです。内部にも良い柱頭彫刻があるようです。

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