2023年8月12日(土)、四番目に訪れたのは Kloster Marienberg、マリエンべルク修道院(Abbazia di Monte Maria)です。
ここは、地下聖堂のフレスコ画が素晴らしいです。
地下聖堂の見学はガイドツアーの予約が必須です。有料(€10.50)です。
3月15日~10月31日
ドイツ語:火曜、木曜、土曜10:30~
イタリア語:火曜、木曜、土曜13:30~
地下聖堂は撮影禁止です。
目次
1. Kloster Marienberg へ .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 地下聖堂 .
1. Kloster Marienberg へ
私はトゥブレ(Tubre)から北東に約13km、17分ほど運転して、山の上の修道院の駐車場(Parkplatz Besuch Kloster Marienberg)に着きました。13:30頃のことです。
駐車場は修道院の190メートル手前にあります。
私は、13:30のイタリア語のガイドツアーに間に合うよう、必死で走って坂を登りました。
ちなみに、眺めが良いです。
目の下に広がる村は、ドイツ語でブルクアイス(Burgeis)、イタリア語でブルグシオ(Burgusio)。私が訪れたロマネスク教会(Chiesa di San Nicolò)も上の写真に写っています。
2. 概要
案内掲示がありました。また、ガイドから説明を聞きました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。
Kloster Marienberg / Abbazia di Monte Maria
モンテ・マリアのベネディクト会修道院群は、1096年に Eberhard von Tarasp が Engandina 下部の Scuol に設立した修道院の基盤を Tarasp の貴族たちがこの地に移し、12世紀半ばから建設された。
1145年に建築が始められた地下聖堂は1160年に聖別され、修道士たちはここで聖ミサを捧げた。三廊式の教会堂はさらに時間がかかり、1201年に完成、聖別された。
1643年に教会はバロック様式に改築され、地下聖堂はその後墓所として使用された。1980年に墓の構造物が撤去され、ロマネスク様式のフレスコ画が再発見された。
フレスコ画は1170年頃のもので、その色彩の素晴らしさと卓越した品質により、アルプス地方で最も美しく保存状態の良いロマネスク芸術の一例として、真の歴史的・芸術的宝石となっている。モンテ・マリアの巨匠として知られる無名の画家は、この作品を制作し、南チロルのロマネスク美術に影響を与えた。
現在、修道士たちは修道院の南棟と東棟に住んでおり、そこには巡礼者用のゲストハウス、「Ora et labora」博物館、売店、そして2019年からは、かつて修道院の古い製材所だった場所に建てられた、渓谷を一望できる小さなカフェテリアもある。
ゲストハウスに宿泊できるんですね。
3. 平面図
案内掲示に平面図がありました。東が右です。
中庭では、黒い僧服に身を包んだ修道士が、信者たちと談笑していました。
4. 地下聖堂
ガイドツアーに参加するには、博物館(上の平面図で2の位置)の受付で料金(€10.50)を払います。
その後、中庭(上の平面図で1の位置)に集合して、ガイドと一緒に地下聖堂に行きます。
地下聖堂には、わお、と驚くようなフレスコ画が広がっています。でも、撮影禁止です。
博物館に地下聖堂の画像や動画が展示されていました。これらは、私が博物館で動画を撮影した画像です。
後陣には、中央にイエスがいます。右手で祝福し、左手に開かれた本を持っています。
イエスの下には四福音書記者の象徴、その両側には聖ペトロと聖パウロ、その両側には4人の天使たちがいます。
天使たちがいっぱい。
4人の大天使などが描かれています。
とても美しいです。
マリエンべルク修道院(Abbazia di Monte Maria)。地下聖堂のフレスコ画が素晴らしいです。
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