ボージュ(Beaujeu)

2022年9月3日(土)、最初に訪れたのはBeaujeu。Église Saint-Nicolas です。

ここは、後陣がきれいです。

ボージュ(Beaujeu)は、有名なワイン産地であるボージョレ(Beaujolais)地区の昔の都で、名前の由来となった町です。でも、14世紀に、現在もこの地区の主要な商業都市となっているヴィルフランシュ・シュル・ソーヌ(Villefranche-sur-Saone)にとってかわられました。その名前や遺産が、かつての Beaujeu の栄華を伝えます。

ちなみに、私は、この日の朝にオートマ車をレンタカーしました(やったあ!)。これで、私ひとりでも安心してブイブイ運転できます。(夫はスポーツ観戦のためリヨンに残ります。)

Beaujeu へ

私はレンタカー会社から北西に44分ほど車を運転して、昔の都に着きました。11時頃のことです。

ボージュ(Beaujeu)の町

赤い矢印の建物は公衆トイレです。

Église Saint-Nicolas の概要

ボージュ(Beaujeu)の町の公式サイトに案内ページがありました。一部を抜粋して太字で和訳します。

1130年頃、Luciane de Rochefort の夫であるボジュの領主、ギシャール3世によって建てられた。

伝承によると、この教会がある場所は池で、ギシャール3世の息子が狩りから戻り、馬に飲ませようとして落ち、戻らなかった。この事故が彼の母に伝えられたので、母は息子が再び現れる場所に教会を建てることを誓った。この誓いを口にするやいなや、息子が池の底から昇るのが見えたので、ギシャール3世は現在の場所に教会を建てさせた。

教会は1132年に教皇イノセント2世によって聖別された。鐘楼は、クリュニアック・ロマネスク様式で、町を圧倒している。

伝承が面白いなと思いました。

鐘楼を目指して歩きます。

Église Saint-Nicolas の外観:全体

この鐘楼が、クリュニアック・ロマネスク様式だそうです。

Église Saint-Nicolas(南側外観)

三後陣。

Église Saint-Nicolas(東側外観)

後陣、石積みがきれいです。

Église Saint-Nicolas(西側外観)

教会の中に入ります。

フロアプラン

現地の案内掲示にフロアプランがありました。北が上です。

フロアプランに番号があり、それぞれの位置には別の掲示があって親切に案内してくれるんですが、、、

Église Saint-Nicolas の内観

ほぼ、ロマネスク様式とは言えないおもむき。

Église Saint-Nicolas(内観、身廊にて東を向く)

町の公式サイトには「ロマネスク・ビザンチンからゴシックへの過渡期」なんて書いてありました。

交差部の天井のあたりの構造がロマネスクな感じがする他は、うーん、、、

交差部にて上を向く

後陣がロマネスクかなあ?

交差部にて東を向く

Église Saint-Nicolas。後陣がきれいです。

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