ブランサ(Bransat)

2022年8月4日(木)の最後、五番目に訪れたのは Bransat 。Église Saint-Georges です。

ここは、基本的に閉まっている教会です。ベルティエさん(Mme BERTHIER)によるツアーでのみ中を見られます。私は、マダムと17時に現地で待ち合わせできるよう役場にお願いしてありました。

Bransat へ

私はソルセ(Saulcet)から西に5分ほど車を運転し、Bransat の村はずれの教会につきました。16時頃のことです。

そう、約束の時間よりも1時間早いんです。

でも、案内をしてくれる人はたいてい早く来るので、40分も待てばマダムは来るだろう、と思いました。(予想通りでした!)

Église Saint-Georges の概要

教会の外に案内板がありました。一部を抜粋して太字で和訳します。

ロマネスク様式の建物は、11世紀に建てられ、12世紀に完成した。非常にシンプルなプランで、二つの柱間を持つ身廊で構成され、その交差部は突出していない。後陣と二つの小後陣があり、狭い横の通路で互いに連絡している。交差部の柱頭は、優雅な葉、グリフォン、音楽家の場面で装飾されている。

撮影した写真について案内板の記述を参照するときは、太字で書きます。

フロアプラン

教会の外の案内板にフロアプランがありました。東が上です。

教会の外の案内板のフロアプラン

三身廊、三後陣です。

Église Saint-Georges の外観:全体

マダムが来るまで、外観をみました。

ファサードは、後に設計し直されたもので、中央を半円形の扉が貫き、15世紀につくられた二つの高い盲アーケードに挟まれています。

Église Saint-Georges(西側外観)

教会は、その西側、北側、東側をぐるりと墓地にかこまれています。

ちなみに、西側の墓地のさらに西には、ひまわり畑がひろがっていました。

Église Saint-Georges の墓地の西にひろがるひまわり畑

美しいひまわり。

教会の外観見学に戻ります。

北側へ。

ファサードの切妻と翼廊部分が身廊の屋根の上にそびえています。

Église Saint-Georges(北側外観)

東側には、三つの後陣があります。

Église Saint-Georges(東側外観)

約束の時刻より20分も早くマダムが来てくれました。

教会の中に入ります。

南扉口は開放するけど、鉄柵は閉める

マダムは南扉口を開放する一方で、中にある鉄柵は閉めて施錠しました。「開けていると、次々と人が入ってくることがあって、対応が難しいから」とのことでした。

Église Saint-Georges(内観、南側廊から南東を向く。南扉口)

ソルセ(Saulcet)の先客との偶然の再会

私の案内を始めてから10分ほどたったころ、ソルセ(Saulcet)の教会で三脚を使って熱心に壁画を撮影していた先客が、訪ねて来ました。私も彼も、偶然の再会に「あ!」となりました。

彼はマダムに「ここ(鉄柵)を開けてもらえますか?」と聞いていましたが、マダムの意向で私の案内の終了を待って案内をしてもらうことになりました。

Église Saint-Georges の内観:全体

さて、教会の中の、全体の様子です。

Église Saint-Georges(内観、身廊にて東を向く)

詳細を見ていきます。

Église Saint-Georges の内観:古い聖水

これも古いです、とマダムが笑顔で見せてくれたのは

上の蓋をあけると

水の入った瓶が出てきました。

日付を見ると、1953年もの。

なかなかのビンテージですな。

Église Saint-Georges の内観:主後陣の窓の柱頭彫刻

これが、すごく味わい深いんです。

Église Saint-Georges の内観:主後陣の窓の柱頭彫刻

大きい顔に小さい手

主後陣の窓の柱頭彫刻

一度みたら忘れられない強烈さ

主後陣の窓の柱頭彫刻(別角度)

どんだけ〜

Église Saint-Georges の内観:交差部の柱頭彫刻

交差部の柱頭彫刻が、見どころです。

北西の柱頭。

交差部北西の柱頭彫刻

こちらが、アダムで、善悪の木の実を食べた後の姿。いちじくの葉をあてています。

交差部北西の柱頭彫刻

こちらがエバ

交差部北西の柱頭彫刻

すごく、たくましい姿です。

南西には、植物モチーフの柱頭↓があり、

交差部南西の柱頭彫刻

南東↓には、グリフォン。

交差部南東の柱頭彫刻

きりりとした立ち姿です。

交差部南東の柱頭彫刻、グリフォン

別角度にはダビデ。

交差部南東の柱頭彫刻、ダビデ

北東↓には、音楽を奏でる柱頭があります。

ゴリアト

たて琴を奏でるダビデ、その両脇に悪魔

弦楽器を奏でるダビデ

Église Saint-Georges。たくましいアダムとエバがいるかと思えば、ダビデ特集が組まれていて、充実した柱頭彫刻を楽しめます。

旧修道院に1泊

この日の見学を全て終えた私は、車で南東に約13分移動して、サン=ディディエ=ラ=フォレ(Saint-Didier-la-Forêt)という村にある Abbaye de Saint Gilbert にチェックインしました。

Abbaye de Saint Gilbert(chambres d’hôtes)

もと修道院の建物で営業しているシャンブル・ドット(chambres d’hôtes)です。

シャワーとトイレ、寝室という間取りの部屋で、無料の駐車場つき。1泊朝食付きで60.40ユーロ(8,697円)でした。支払いは現金のみ。

私は追加(25ユーロ)で夕食をつけました。

夕食は前菜、

前菜

メインの鶏肉

メインの鶏肉

食後のチーズ

食後のチーズ

飲み物は水、清涼飲料水、地元のワイン

地元のワイン

全て飲み放題、食べ放題。

ホスト夫婦とゲストたちが、みんなで一緒に楽しく食べました。

私はお腹いっぱいなのに、美味しそうなチーズを試したくて、ほんの少しずつ皿にとりました。

「マッダーム!そんなに少しじゃあ、味がわかりませんよ?」と大笑いされましたが。

いや、これを食べるのも胃がきついんだが。。。大きい胃を持ちたい。

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