2019年GWの旅行五日目、最後、七番目の目的地はAbbadia Isola。チェッダ(Cedda)から南に約21km、車で約25分の道のりです。
ここでの目的はサンティ・サルヴァトーレ・エ・チリノ修道院(Abbazia dei Santi Salvatore e Cirino)。
コムーネ(自治体役場)のHPに修道院が紹介してあり、そちらに訪問案内と問い合わせ先の電話番号が載っていました。私が行った2019年4月は夏季だったので、月曜から金曜が9時~13時、土曜と日曜が9時~13時と15時~18時に開いてました。(冬季は土日だけしか開かないかもしれません。ご注意ください。)
17時頃、無事に到着。真ん前が駐車場になってます。
この日に見学した七箇所の中で一番たくさん人がいました。
案内掲示によると、修道院の創設は1001年。地名の「アッバディア・イゾラ」は「島の修道院」という意味ですが、このうち「島」を意味する「イゾラ」という名は、沼沢地の中で丘の上に立地していることに由来します。ロマネスク教会は12世紀の建設で、特徴的なツイン・ポータルだったことがわかっています。
ツイン・ポータルについて補足します。上の写真で、現在の扉口の左に昔の扉口のあとが見えますよね、石がとれてる所。つまり、「∩」こういうのが二個ならんだ「∩∩」こんな感じの扉口だったらしいんです。
ファサードの詳細は、また後で。先に中を見ます。
フロアプランです。 ゾディアック(Zodiaque)によると後陣の一部は18世紀に崩れ落ちたため、再建されたそうです。斜線の部分。
内陣は階段の上にあります
南側廊から、
内陣の下にある、地下聖堂に行けます。
古っぽい柱頭がありました。
内陣にある柱頭が気になるので、じっくりみます。
二人の衣装が違いますね。なんだろ。
教会を出て、回廊へ。
こちらの建物には、人がいっぱいでした。
すみっこにトイレがあります。
ファサードをじっくり見ます。
まずは昔の扉口、ツイン・ポータルがむき出しになってる所。装飾が見えるんです。
扉口の上の窓、北側の窓に少し装飾があります。
中央の、屋根に近いところに盲アーチがありますが、細かい彫刻があります。
後陣をみようと、教会の北側から行ってみました。
確かに丘の上なんですよね、この修道院。後陣を眺めたい一心で頑張って歩きました。
サンティ・サルヴァトーレ・エ・チリノ修道院(Abbazia dei Santi Salvatore e Cirino)、地域を代表する修道院です。
こうして一日の見学を終え、シエナのAirbnbにチェックイン。ロフト(寝る場所)、リビング 、風呂トイレ、台所、洗濯機が備わってるアパート一室で三泊総額244ユーロ。
4月28日(日)に訪れたのは7か所です。
13. アシャーノ(Asciano)
14. サンタッピアーノ(Sant’Appiano)
15. チェッロレ(Cellole)
16. チェッダ(Cedda)
16の追加1. タルチオーナ(Talciona)
16の追加2. パパイアーノ(Papaiano)
17. アッバディア・イゾラ(Abbadia Isola)
グーグルマップを編集して訪問番号を加えました。
素晴らしい人との出会いや親切に助けられて、この日も素晴らしいロマネスク探訪でした。
やっぱりロマネスクって、いいわあ (*´∀`*)
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