2025年7月29日(火)の最後、四番目に訪れたのはLa Casa Nova de Valls、Monestir de Sant Pere de Graudescalesです。
ここは、三後陣の外観が美しいです。
教会は閉まっていました。私は教会の中に入りませんでした。
目次
1. La Casa Nova de Valls .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 外観(西側) .
5. 内観 .
6. 外観(東側) .
7. 遠景(東側) .
1. La Casa Nova de Valls
ラ・カサ・ノバ・ダ・バリウス(La Casa Nova de Valls)(La Casa Nova de Valls)は、カタルーニャ州リェイダ県にあり、県都リェイダの約100km北東に位置します。
修道院教会は、ブサ(Busa)山脈の麓、アイグア・ドラ(Aigua d’Ora)川のほとりの美しい自然の中にあります。ナベス(Navès)近郊のC-26号線から北へ延びる林道を約13km進んだあたりです。
私は橋(Pont de Sant Pere)のたもとにある駐車場に車を停めました。

橋(Pont de Sant Pere)から平坦な道を北に5分ほど歩くと、教会が見えてきました。

2. 概要
教会の外に案内板がありました。私が全文を太字で和訳します。
Sant Pere de Graudescales
11世紀〜12世紀
ロマネスク様式
3. 平面図
案内板による平面図です。東が上です。

単身廊に交差部と翼廊、そして三後陣があります。このような配置は、11世紀末から12世紀後半にかけてカタルーニャで建てられた多くの教会にみられます。例えば、Santa Eugènia de Berga、Sant Jaume de Frontanyà、Santa Maria de l’Estany、Sant Ponç de Corbera などです。
4. 外観(西側)
この後は、Románico Digital を引用する時に太字で書きます。
最古の記録は10世紀初頭、具体的には913年に遡る。司祭 Magnulf がラ・セウ・ドゥルジェイ(La Seu d’Urgell)の司教 Nantigís に対し、教会の奉献と寄進を求めたのである。
960年、聖職者 Francemir の要請により、サン・ペラ・ダ・グラウダスカラス(Sant Pere de Graudescales)の教会共同体は修道院として設立された。
1001年の教皇勅書および1027年の遺言書が、11世紀初頭におけるグラウダスカラス(Graudescales)での修道生活の継続を裏付ける。これらの文書やその他の遺構は、11世紀初頭に修道院が一定の隆盛を極めたことを示唆しているが、1世紀以上にわたる記録の空白および、とりわけ12世紀後半の記録が、深刻な危機を物語る。当時、グラウダスカラス(Graudescales)の修道士たちは、共同体が襲撃され、所有地の一部が略奪され焼失したとして、ラ・セウ・ドゥルジェイ(La Seu d’Urgell)の司教および参事会に申し立てた。この悲劇的な事件は、おそらくカタリ派の侵攻を率いた Bernat des Vilar とその息子 Pere の仕業と非難されているが、結果として修道院は終焉を迎えた。その後、修道院教会は教区教会とされたが、同地で共同生活が再開されたことを示す兆候は見られない。
したがって、グラウダスカラス(Graudescales)における修道院生活は10世紀から12世紀にかけて展開したものであり、11世紀前半には一定の隆盛を極めたと結論づけられる。修道院跡には、いくつかの壁と、教会のみが残っている。この教会は、1956年から1962年、および1986年から1987年にかけて、バルセロナ県議会によって実施された2度の修復・再建工事の対象となった。
今では修道院の建物も回廊も見当たりませんが、11世紀初めには隆盛を極めたようです。

5. 内観
扉は閉まっていましたが、扉に鉄格子のついた小窓があり、教会の中を除くことができました。

6. 外観(東側)
東に行きます。
三後陣、盲アーチと付け柱が美しいです。

7. 遠景(東側)
私は歩いて橋(Pont de Sant Pere)のたもとの駐車場に戻り、車に乗りました。
展望台(Mirador dels Presidents)に行くためです。
細い道を1kmほど運転すると、数台の車が停められる展望台(Mirador dels Presidents)があります。

車を降りて、展望台の端に行きます。

見下ろすと、木々に抱かれる宝石のような教会がありました。

Monestir de Sant Pere de Graudescales。三後陣の外観が美しいです。
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