ムヴェーヌ(Meuvaines)

2025年5月1日(木)の最後、四番目に訪れたのはMeuvaines、Église Saint-Manvieu de Meuvainesです。

ここは、ファサードが興味深いです。また、北扉口のまぐさと南翼廊の持ち送りに彫刻があります。

目次

1. Meuvaines .
2. 概要 .
3. 外観(ファサード) .
4. 外観(北扉口) .
5. 内観(南翼廊) .

1. Meuvaines

ムヴェーヌ(Meuvaines)は、ノルマンディー地域圏カルヴァドス県にある村で、県都カーンの約21km北西にあります。

教会は、村の中心にあります。かつての村の共同洗濯場の隣です。

南西側遠景

2. 概要

教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

ムヴェーヌ(Meuvaines)の教会は、5世紀にバイユーの司教を務めた聖マンヴェウス(仏:saint Manvieu)に捧げられている。

身廊の壁は1100年頃に築かれた。上部には三つのロマネスク様式の開口部を持つアーチが残っているが、これらは18世紀に覆い隠された。

ロマネスク様式の扉口の上にある「最後の晩餐」(キリストが12人の弟子たちと共にした最後の食事)の描写は、1914年に発見された。

この後は、ゾディアック(Zodiaque) la nuit des temps『Normandie Romane 1』を引用する時に太字で書きます。

3. 外観(ファサード)

西に行きます。

ファサードが興味深いです。

下層部分の主扉口の両側と、上層部分の開口部の両側に盲アーチがあります。

サントンジュ(Saintonge)地方を思い出すようなこうした盲アーチは、ノルマンディー地域県では、ボッシェヴィル(Boscherville)、エトレアム(Étréham)やユパン(Huppain)に限られます。これらは全てアンリ1世ボークレール公(duc-roi Henri 1er Beauclerc)にゆかりのある教会です。

でも、ムヴェーヌ(Meuvaines)の教会は、アンリ1世ボークレール公(duc-roi Henri 1er Beauclerc)と関係なさそうです。

それは外部からの影響(ムヴェーヌ(Meuvaines)の領主はトゥールのサン・ジュリアン修道院(abbaye de Saint-Julien de Tours)であった)によるものであろうか?それとも、地元の石工が、近隣の教会で見た要素を自分の想像で組み合わせた、一時的な試みだったのであろうか?

上部のアーチ型の柱頭は、一部はウィリアム征服王の時代の古典的な様式で、他はひだ飾りである。一方、主扉口はまったく装飾がなく、大きな切妻の下に配置されている。全体としては、1100年か1110年頃に建てられたものと思われる。

上層にある二つの彫像は、聖ペトロと聖マンヴェウス(仏:saint Manvieu)だと思います。

南西側外観

4. 外観(北扉口)

北に行きます。

北側外観

北扉口のまぐさには、「最後の晩餐」(『マタイによる福音書』26章、『マルコによる福音書』14章、『ルカによる福音書』22章、『ヨハネによる福音書』13章)が彫られています。

イエスの両側に使徒が6人ずつ配置されています。テーブルには、パンと魚があるようです。

北扉口

5. 内観(南翼廊)

教会に入ります。

身廊にて東を向く

南翼廊に、移設された持ち送りが五つあります。

持ち送り1
持ち送り2
持ち送り3

彫刻は、愛嬌があります。

持ち送り4
持ち送り5

Église Saint-Manvieu de Meuvaines。ファサードが興味深いです。また、北扉口のまぐさと南翼廊の持ち送りに彫刻があります。

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