2024年8月26日(月)、二番目に訪れたのはMadrona、Iglesia románica Nuestra Señora de la Cerca de Madronaです。
ここは、ポルティコが美しいです。私は見ていませんが、勝利アーチには柱頭彫刻があるようです。
教会は閉まっていました。私は教会の中に入りませんでした。
目次
1. Madrona へ .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 内観(勝利アーチの柱頭彫刻) .
5. 外観(ポルティコ) .
1. Madrona へ
マドロナ(Madrona)は、カスティーリャ・イ・レオン州セゴビア県にある村で、県都セゴビアの約7km南西にあります。
教会は、村の北西部に位置しています。

教会の周りをぐるりと塀が囲んでいて、塀の門は閉じられていました。
塀の門のあいだから覗くと、西側にポルティコが見えました。

2. 概要
教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。
この教会は13世紀に建設され、16世紀に改築された。つまり、ロマネスク様式を起源とし、ゴシック時代にいくつかの改築が行われた。
植物モチーフで装飾された、二重の柱に波状のアーチと市松模様のモールディングが施されたポルティコの西側部分が際立っている。ロマネスク様式のポルティコは、身廊への扉口と一直線に並ぶ主アーチから始まっている。
多くの著述家が、このポルティコはスペイン・ロマネスク様式の最も重要な建築物のひとつと考えている。Bango Torviso は、ポルティコが持つ四つの機能について世俗的な集会、典礼、娯楽、そして埋葬と区別している。
この後は、Románico Digital を引用する時に太字で書きます。
3. 平面図
Románico Digital による平面図です。東が右です。

4. 内観
私は教会の中に入りませんでした。
Románico Digital による写真と概要です。
内部は、空間を順次適応させていく中で増改築されていったが、内陣の構造のみが残っている。装飾的な柱頭がいくつかあり、右側の柱頭には、様式化された手足とたてがみを持つライオンと、ハルピュイアが描かれている。
勝利アーチの柱頭の写真です。

5. 外観(西側)
西に行きます。

ポルティコをみます。

軒下には、持ち送りやメトープ(浮彫石板)が並んでいます。
持ち送りには、人物たちや祝福する手が彫られています。

こちらの持ち送りには樽を持つ男、兵士、農民などが彫られています。

美しいポルティコです。

Iglesia románica Nuestra Señora de la Cerca de Madrona。ポルティコが美しいです。私は見ていませんが、勝利アーチには柱頭彫刻があるようです。
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