ゴンブレン(Gombrèn)

2025年7月30日(水)、最初に訪れたのはGombrèn、Sant Pere de Montgronyです。

ここは、特徴的な三つ葉形の後陣が素晴らしいです。標高1408メートルの場所にあり、壮大なパノラマを楽しむことができます。

教会は閉まっていました。近くの宿屋(hospedería)で教会の鍵を借りられるかしらと思いましたが、私が行った7月30日11時半頃、その宿屋(hospedería)は閉まっていました。私は教会の中に入りませんでした。

目次

1. Gombrèn .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 内観 .
5. 外観(南側) .
6. 外観(東側) .

1. Gombrèn

ゴンブレン(Gombrèn)は、カタルーニャ州ジローナ県にあり、県都ジローナの約65km北西に位置します。

教会は、モグロニ(Mogrony)山脈のサン・ペラ(San Pere)山の南斜面、標高1408メートルの場所にあります。

教会の250メートルほど手前に大きな無料駐車場があります。そこからは、歩いて登ります。

途中、400段の階段がありますが、意外と難なく上がることができました。

南西側遠景

2. 概要

教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

モグロニ(Mogrony)か、それともモングロニ(Montgrony)か?
モグロニ(Mogrony)という名称は、様々な形で文書に登場するが(…)『mons』や『monte』という接頭辞が付くことは決してない。それにもかかわらず、この名称は民間の口語によってモングロニ(Montgrony)へと変化してしまった」
Antoni Pladevall『Geografia comarcal de Catalunya』

Sant Pere de Montgrony
この地に教会が存在した最初の歴史的記録は899年に遡る。906年までに、この小さな教会はすでに教区教会として機能しており、920年までに聖ペトロに奉献されていた。

モングロニ(Montgrony)とゴンブレンの教区
モングロニ(Montgrony)教区には、ゴンブレン(Gombrèn)という村があった。1695年、その村のサンタ・マグダレナ教会が教区教会となった。教区名はモングロニ(Montgrony)からゴンブレン(Gombrèn)へと変更され、数世紀後、ゴンブレン(Gombrèn)の教会はサンタ・マグダレナという名称を捨て、その起源に敬意を表してサン・ペラ(Sant Pere)教会と呼ばれるようになった

ロマネスク様式のサン・ペラ(Sant Pere)教会
当初、この教区はウルジェイ(Urgell)教区に属していた。12世紀にはビク(Vic)教区の一部となり、その際に現在の教会が建設され、1138年に奉献された。19世紀末から20世紀初頭にかけて大規模な修復を余儀なくされたものの、ほとんど改変されることなく今日まで現存している。

この後は、Románico Digital を引用する時に太字で書きます。

3. 平面図

Románico Digital による平面図です。東が上です。

Románico Digital より

後陣は、特徴的な三つ葉形です。

4. 内観

私は教会の中に入っていません。Románico Digital による画像です。

内部では、各後陣に二つの段差のあるアーチがあり、通常の半球形ヴォールトで覆われている。教会内部に見られる石積みは近代的なもので、大幅に変更されている。これは20世紀末に始まった一連の改修の結果である。

Románico Digital より

建物の各壁は非常に厚いため、外側には11世紀末の建築にふさわしい、初期ロマネスク様式に典型的な規則的で小粒な石積みが今も確認できる。

5. 外観(南側)

外側をみます。

身廊の南にはポルティコがあります。

身廊の西壁との石積みの違いから、ポルティコは身廊よりも後に建築されたと思います。

南西側外観

ポルティコの中に入ります。

ポルティコにて南西を向く

ポルティコの西窓の向こうには、緑の山々が連なっています。

こうした壮大なパノラマを楽しむことができるので、この教会の周囲にある道では、たくさんの人がハイキングしています。

ポルティコの西窓

ポルティコの中に、身廊への扉口があります。

南扉口

扉には、カタルーニャ・ピレネー地方特有の金物細工の興味深い例が見られる。扉は、各扉板の上から下へと3回繰り返される金属構造を呈しており、水平の棒に、それより短い棒が垂直に交差する形で構成されている。この棒は、3本の縦溝で装飾された細い手すりで、渦巻きが始まる部分に浮き彫りの結び目がある。各渦巻きは鳥の頭のようなモチーフで終わっており、これはトセス(Toses)のサン・クリストフォル(Sant Cristòfol)教会などでも見られるものである。

6. 外観(東側)

東に行きます。

特徴的な三つ葉形の後陣は、鋸歯状の帯装飾、盲アーチや付け柱が美しいです。

11世紀末に特徴的な要素だと思います。

北東側外観

Sant Pere de Montgrony。特徴的な三つ葉形の後陣が素晴らしいです。標高1408メートルの場所にあり、壮大なパノラマを楽しむことができます。

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