Tarquinia。前回<1>は Santa Maria in Castello に行きました。今回<2>は Museo Archeologico Nazionale di Tarquinia – Palazzo Vitelleschi に行きます。
ここは、エトルリアのフレスコ画、彫刻、工芸品が素晴らしいです。(ロマネスクの展示はありません。)
火曜から日曜、8:30から19:30まで開いています(最終入館時刻18:30)。
博物館だけの入館料は€6、博物館とネクロポリス両方は€10です。
ネクロポリスの最終入場時刻は17:00です(2022年現在)。
ちなみに、私は、ネクロポリスも見学したかったのですが、次の機会にしました。体力がたっぷりのときに出直すためです。ネクロポリスは、墓(Tomba)が広く散在しているうえ、階段も多いです。
運転、ロマネスク見学(Tarquiniaのあとも二箇所に訪問予定でした)、さらに遺跡めぐりなんて、私には厳しい。
次回、エトルリアの遺跡めぐりに丸1日をかける覚悟で出直します。
目次
Museo へ .
Museo Archeologico Nazionale di Tarquinia .
石棺 .
浮き彫り .
香炉 .
鏡 .
フレスコ画 .
アルファベットは、基本的に全てイタリア語です。
Museo へ
私は宿から南東に約800m、2分ほど運転して丘を下り、博物館の近くの有料駐車場に車を停めました。11:30頃のことです。
Museo Archeologico Nazionale di Tarquinia は、15世紀の建物「Palazzo Vitelleschi」の中にあります。
Museo Archeologico Nazionale di Tarquinia
Tarquinia市観光局のウェブサイトの記述を、私が和訳して太字で書きます。
エトルリアのネクロポリスは、地中海で最も重要な遺跡であることは間違いなく、紀元前7世紀の古いものから約6000の埋葬物がある。
このうち、約200基には一連のフレスコ画が描かれている。
Tarquinia では、貴族が一族の墓を絵画で飾る習慣が長い間続いていた。
この絵画の一部は、保存のために特定の墓から取り出され、他のエトルリアの遺物とともにMuseo Archeologico Nazionale di Tarquinia に保管されている。
2004年、その貴重な芸術的・歴史的重要性から、ユネスコの世界遺産に登録された。
貴重な遺産です。
石棺
石棺(紀元前4世紀頃)
見事な浮き彫りがあります。
浮き彫り
これらの板は重ねて置かれ、おそらく室墓の後壁を飾る記念碑的背景を形成していた(紀元前6世紀前半)
現実にいそうな動物や、想像上の動物が描かれています。とても興味深いです。
香炉
ブロンズ製のカートで、四つの車輪を持ち、角のある頭を持つ幻想的な二羽の鳥の形をしている;これは宗教活動に関連した香炉である。
かわいい。
鏡
鏡(紀元前5世紀から3世紀頃)
もらえるものなら、ひとつ家に持って帰りたい。
フレスコ画
フレスコ画が、ストラッポ(strappo)の技術で剥がされ、博物館内に保管されています。
Triclinioの墓(紀元前5世紀)
楽器(ダブル・フルートとリラ)や鳥たちが描かれて、とても楽しそうです。
他にも三つのフレスコ画が展示してありました。
どれも、とても高い文化を持っていたことが伝わってきました。
Museo Archeologico Nazionale di Tarquinia – Palazzo Vitelleschi 。エトルリアのフレスコ画、彫刻、工芸品が素晴らしいです。(ロマネスクの展示はありません。)
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