Berceto の San Moderanno、続きです。大聖堂の外観と内観を見ます。
まずは、外観から。
位置関係や大聖堂の形が分かりやすいように、グーグルマップの航空写真の画像を載せます。
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大聖堂の南
大聖堂の南には、修道院時代には回廊があったそうなのですが、今はもう跡形もありません。
大聖堂の東
前回にご紹介した鮮魚店の場所です。
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主後陣が四角形に改築されていますが、三後陣が確認できます。
小後陣の持ち送りには彫刻がほどこされています。ロマネスク様式をモチーフにした後代の作品かもしれません。
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北小後陣の持ち送りはかなり損傷しています。
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大聖堂の北
北側を見ます。
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少しだけ西に移動すると、北扉口が見えて、
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北扉口に、ロマネスク様式の彫刻があります。
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こちらは鍵を持つ聖ペトロ
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となるとこちらはきっと聖パウロですが、なんだか女の人に見えます。
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ルネッタ(lunetta、半月形を意味するイタリア語で、建築では扉や窓の上の半月形の部分を指します)には「東方三博士の礼拝」を描いた浮き彫りがあります。
数十年前まで、1198年の日付が記された「FACTUM MCXCVIII INCARNAT」という碑文が確認できたそうです。
残念ながら浮き彫りも、碑文も、もう判別できません。
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大聖堂の西、そして教会の中へ
西扉口に行き、
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教会の中に入ります。
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あれ?曲がってる?
構造が分かりにくいと思うので、ゾディアック(Zodiaque)の la nuit des temps によるフロアプランを載せます。
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西壁と北壁が直角じゃないし、身廊の柱の列に対して主後陣の壁がまっすぐじゃないんです。面白い。
15世紀末から16世紀初めにかけての改築で、アーチが交換されています。
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ロマネスクっぽさは無いけれど、全体的に違和感なく調和していて、荘厳な雰囲気です。
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主祭壇に注目すると、
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ロンゴバルド時代の浮き彫りが埋め込まれているんです。
十字架と2匹の孔雀と思います。
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ロンゴバルド時代の教会の姿は、今ではほとんどうかがい知ることができません。この浮き彫りが残されていて、良かった。
次回、ファサードの彫刻を見ます。
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