Abbazia di Nonantola、教会の中と西扉口を見ました。これから隣の Museo Benedettino e Diocesano に行って教会の後陣と博物館の宝物を見学します。
グリエルモ・マルコーニ通り(Via Guglielmo Marconi)に面したここが Museo Benedettino e Diocesano の入り口です。
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入ってすぐの受付にいた女性に「教会の後陣が見たいのですが教会の中の扉は開きませんでした。どうすれば良いでしょう?」と尋ねると「こちらから行けますよ」とのこと。
やったあ!
教会と博物館の建物は直角に接しているんですが、
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博物館の建物の東側に出入り口があり、後陣にアクセスできるそうなんです。
「博物館は見学しないのですか?」
受付の女性から質問された私は「後陣を見学したあとで博物館を見学します」と答えて出入り口の鍵を開けてもらい、教会の南側へ。
教会の南側は緑の庭のよう。むかしには回廊があったはずです。
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ここに案内板があり、
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どうやら教会の南面はどちらかと言うと20世紀の修復部分が多いんですねえ。
後陣に向かいます。
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期待が高まります。
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実に美しい姿。
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先ほどの案内板によると
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ロマネスク時代の建築部分が多く残っています。
後陣の上部を拡大すると
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ブラインド・アーチの部分に
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緑や白の器のようなものが埋め込まれています。
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この装飾について、教会内部の南側廊にあったタッチパネル式の案内に詳細が書いてありました。
最近(2018年1月)追加された22個のテラコッタ製の器によって後陣の外観が中世のものに近づきました。このプロジェクトは教区博物館に保存されている3個の12世紀のビザンチン陶器の分析から始まり、ボローニャ市とモデナ州、レッジョ・エミリア州、フェッラーラ州の考古学、美術、景観遺産管理局の許可を得て、2012年5月に発生した地震による被害を修復するプロジェクトに追加して行われたものです。
実は2012年にこのあたりを襲った地震は大きな爪あとを残していて、今も崩れたままの建物があちこちに残っています。ここのようにしっかりと修復の手が入り、さらに建築当時の姿に戻すプロジェクトまで追加してしまうなんて、、、
すばらしい。
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Abbazia di Nonantola、ビザンチン陶器で装飾された姿をとりもどしたロマネスク様式の後陣が美しいです。
さて、博物館の東にある出入り口から博物館に戻ります。
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私は受付で入場料を払って博物館展示室に向かいました。
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受付のある地上階は0階(日本だと1階に相当)、博物館は2階(日本だと3階に相当)です。
エレベーターを降りると博物館なのですが、
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真っ暗でした。
なんで?と不思議に思いながら中に入って照明のスイッチを探したのですが、分からず。
困っていると作業道具を持った男性がやってきて私を見て驚いていましたが「見学に来たんですが暗くてどうやって照明をつけるか分からなくて」と伝えるといくらか照明をつけてくれました。
あら良かった。
見学に向かいます。
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気になったのが、こちら。
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木製で金銀の加工がきらびやかな12世紀から13世紀の聖遺物箱。
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おごそかなのにどこか素朴で愛らしい。
さらに、なんと言っても気になったのはこちらの福音書。
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傑出した作品です。
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ああ、これを見られて良かった。
Museo Benedettino e Diocesano、修道院の聖なる宝物である貴重な品々やマティルデ・ディ・カノッサ(Matilde di Canossa)の福音書などが展示されています。
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こんばんわ!
いつ素敵な建築物アップしていただいて
ありがとうございます!
懐かしいです。
コロナの3波でまた旅行が遠のきましたね。
コメントありがとうございます!
はい、ヨーロッパで感染が再拡大していて心配です。
ワクチンや薬の開発が進んだり感染拡大が落ち着いたりすると良いのですが。
しばらくは昔の旅をなつかしく記録することにちからをつくします。
またぜひお寄りください!