2018年9月の旅行四日目、五番目の目的地はJaugenay。サン=パリーズ=ル=シャテル(Saint-Parize-le-Châtel)から北東に約12km、車でわずか13分の道のりです。
ここでの目的はサンテティエンヌ礼拝堂(Chapelle Saint-Étienne)。ジョジュネ教会(Église de Jaugenay)とも呼ばれています。
なんと、こちらの教会に来るとき、最後に曲がる場所を間違ってしまいました。下の画像はグーグルマップを私が編集したもの。
赤い❌の道に行ってしまったんです。農家の家屋と家畜小屋、納屋が並んでいました。あれ?どうやって教会に行くんだろう?と迷い、とりあえず車を停めて教会への道を歩いて探すことに。
このとき、外気温は摂氏33度。日陰は無く、痛いくらいの太陽の光が容赦なく降り注ぐなか、歩き回りました。
グーグルマップでは、赤い❌の道から教会に向かって白い道が南に伸びているように見えますが、実際には行けません。灼熱の太陽を恨めしく思いながら車に戻り、緑の◯の道からようやく教会へ。
ロマネスク聖堂は、時々、たどり着くのが大変です。(← もしかして私が道を間違えただけか?)
ようやく着きました。14時頃。
小さくて丸い姿。かわいい。
南側の扉口が良いんです。
かっこいい。でも、この扉は開きませんでした。
次に、西にある façade を見ました。
素朴な姿。でも、残念ながら西扉口も開きませんでした。
と、ここまで見たころ、頭が痛くて気持ち悪くてたまらなくなり、よろよろと車に戻りました。冷房を強めにかけた車内で少しずつ水を飲んで、20分くらい休憩。
ようやく少し回復して車からでてきたところを夫が写真におさめていました。
上の写真で右に見えているのが、間違って最初に行った農家とその納屋です。
教会の手前にこんな表示がありました。
サンテティエンヌ礼拝堂(Chapelle Saint-Etienne)は12世紀後半に建築されたロマネスク様式の礼拝堂です。フランス革命の時、宗教的な彫刻が取り払われて国家財産として売却され、一時は農家の飼料庫として使われていました。
持ち送り
さらに、持ち送り
北扉口です。
お、開けられそう♪
開きました!
入って左、東の祭壇の方を向くと
柱頭彫刻があります。
うが~っと開く口が印象的。別の角度から。
祭壇を背にしてfaçadeのある西側を見ます。
鐘楼を支えるように立つ柱に柱頭彫刻があります。
ふわっとしてて良い感じ。
植物模様。
こっちも。
南扉口を教会内から見るとこういう状態です。
出入りに使った北扉口を教会内から見ると
façadeを背にして祭壇の方を見ます。
Chapelle Saint-Etienne de Jaugenay、12世紀に造られた小さな礼拝堂です。
愛らしい姿を見学できて、良かった~。
・
・
・
・
・