2022年8月22日(月)の最後、三番目に訪れたのはSaint-Cirgues。Église Saint-Cirgues です。
ここは、ロマネスクは、ほとんど無いです。豊かなゴシック様式の(ちょっと怖い)壁画群があります。
Saint-Cirgues へ
夫と私はペリュス(Peyrusse)から西に8分ほど車を運転して、静かな村に着きました。13:15頃のことです。
ゴシック様式の鐘楼が印象的です。
外観を見ます。
Église Saint-Cirgues の外観
東に行きましたが、後陣はたいらで、ゴシック様式の窓がありました。
西に行くと、良い出会いがありました。
黒猫です。こちらの様子をうかがっています。
石の階段も、黒猫も、小さい扉も、その上の円アーチも、その上の色とりどりの石の壁も、とても絵になっています。良い感じ。
教会の中に入ります。
Église Saint-Cirgues の概要
教会の中に案内掲示がありました。一部を抜粋して太字で和訳します。
「聖キリクスに敬意を表して」奉献された教会は、962年にここで生まれ994年にクリュニー第5代修道院長となった聖オディロン・ド・メルクール(Odilon de Mercoeur)が、アリエ川の向かい岸にラヴート(Lavoûte)修道院を設立した1025年には、既に存在していた。
聖キリクス(CyrまたはCirgues)は304年に、小アジアで母の聖ユリッタとともに、3歳で殉教した子供である。
凝灰岩の礫岩でできた八角形のゴシック様式の鐘楼が目を引くこの教会は、13世紀には、原始ロマネスク様式の樽型アーチが尖頭アーチに置き換えられ、15世紀末には、身廊に沿って礼拝堂が追加され、南側にポーチ、西側に新しい門が建てられるなど、多くの変化を遂げた。
1961年に発見された壮大な壁画群は、いくつかの時代のものと思われる。
もともとはロマネスク様式で建築された教会でしたが、その後にゴシック様式やバロック様式で改築されたり装飾されたりしました。
壁画は14世紀以降のゴシック様式の作品です。ちょっと見てみましょう。
Église Saint-Cirgues の内観
たいらな後陣。
金髪の女性が柱になっています。
そして、あっちもこっちも壁画だらけ。
一部は、ちょっと怖い。(そう感じるのは、私だけ?)
Église Saint-Cirgues、豊かなゴシック様式の(ちょっと怖い)壁画群があります。
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