2024年8月5日(月)の最後、三番目に訪れたのはGiovinazzo、Concattedrale di Santa Maria Assuntaです。
ここは、内陣の床モザイクが興味深いです。
私は、たまたま鍵を持った夫婦が大聖堂に来たので、中に入れてもらいました。その夫婦によると、地下聖堂を見学するガイドツアーが週末にあるそうです(私は地下聖堂に行きませんでした)。
目次
1. Giovinazzo へ .
2. 概要 .
3. 内観 .
1. Giovinazzo へ
ジョヴィナッツォ(Giovinazzo)は、プーリア州バーリ県にある町で、県都であり州都であるバーリ(Bari)の約18km北西にあります。

大聖堂の西側は、アドリア海に面しています。
大聖堂を背にして西を向くと、目の前にジョヴィナッツォ港(Porto di Giovinazzo)の桟橋や水面に揺れる舟があります。
2. 概要
コムーネ(基礎自治体)の公式ウェブサイトによる概要です。私が一部を抜粋して太字で和訳します。
建物はロマネスク期に遡り、18世紀に大幅に改築された。変貌を遂げたにもかかわらず、市内で最も美しく、愛されている教会であることに変わりはない。
被昇天の聖母マリアに捧げられた大聖堂は、何世紀にもわたって改築され、かつてのロマネスク様式の建物はほとんど保存されていない。
ノルマン人の支配が始まった頃(1113年)、フランスのフィリップ1世の娘でボエモン1世の未亡人であったコンスタンスの庇護の下で建設された。その後、ルッジェーロ王とグリエルモ2世が(それぞれ1134年と1172年に)この工事の継続を支持した。中世の教会の奉献式は1283年、ヴェネツィア司教ジョヴァンニ2世のもとで行われた。
現在の教会は、1757年に再建されたもので、ファサードは南側にある。
この後も、コムーネ(基礎自治体)の公式ウェブサイトを引用する時に太字で書きます。
3. 内観
教会の中に入ります。
内陣に床モザイクがあります。
最近の修復作業により、内陣に、貴重なロマネスク様式の教会の床モザイクの断片が発見された。

内陣は、通常は訪問者の立入が禁止されています。私は、鍵を持つ夫婦のご厚意で、立入と撮影をさせてもらいました。
槍と盾を持つ戦士が描かれています。

また、剣と盾を持つ戦士も描かれています。
戦士が多めです。

さらに、鳥たちが描かれています。

図案もテッセラの使い方も特徴的だと思います。
Concattedrale di Santa Maria Assunta。内陣の床モザイクが興味深いです。
・
・
・