2023年8月20日(日)、二番目に訪れたのは Arco。Eremo di San Paolo です。”Eremo” は「隠修士の住居」や「隠れ家」という意味です。最初の「E」を強く発音します。
ここは、岩の間に抱かれた、小さな宝石です。
2023年は、7月と8月の日曜、10:00〜12:00と16:00〜19:00に開きました。
目次
1. Arco へ .
2. 概要 .
3. 外観 .
4. 内観 .
1. Arco へ
私はガルダ(Garda)湖の西岸にあるトスコラノ・マデルノ(Toscolano Maderno)から、北岸へと、北東に約50km、60分ほど運転して、駐車場に着きました。10:45頃のことです。
州境を越えました。Toscolano Maderno はロンバルディア州でしたが、ここはトレンティーノ=アルト・アディジェ州です。私は8月11日から13日にかけてこの州を巡りましたが、その時はスケジュールが厳しかったのです。
サルカ(Sarca)川の右岸を上る道(Via dei Legionari Cecoslovacchi)は、Eremo の辺りで少し幅が広がり、公共駐車場(Parking Space)があります。
Eremo は少し高いところにあります。
登り口は駐車場から少し南。
2. 概要
教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。
Eremo di San Paolo は、この地域で最も美しい芸術のひとつであり、Alto Garda で鑑賞できる最も古い宗教建築のひとつである。Arco 伯爵 Francesco と Odorico の命により建てられ、1186年4月9日に奉献された。
この後も、案内板を引用するときに太字で書きます。
3. 外観
オークの木立の中を50メートルほど登ると、張り出した岩の下に小さな建物があります。
私が見たかったのは、岩の間に抱かれた、この小さな宝石です。
岩に守られているような姿です。
4. 内観
Eremo の中をみます。
古いフレスコ画があります。
世俗の場面(狩りに出る騎士)の他、「聖パウロの改宗」、「最後の晩餐」などが描かれています。
「最後の晩餐」は岩壁に直接描かれています。
フレスコ画は、おそらく14世紀に描かれたものであろう。
Eremo di San Paolo。岩の間に抱かれた、小さな宝石です。
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