2023年8月9日(水)、四番目に訪れたのは Cademario、Chiesa di Sant’Ambrogio です。
ここは、私がすごく来たかった教会です。フレスコ画が素晴らしいです。
教会は毎日9:30〜16:30に開きます(2023年8月現在の情報です)。
目次
1. Cademario へ .
2. 概要 .
3. 平面図.
4. 外観 .
5. 内観 .
1. Cademario へ
私はロヴィオ(Rovio)から北西に約26km、32分ほど運転して丘の上の墓地にある教会に着きました。13:00頃のことです。
眺望が気持ち良いです。
2. 概要
教会の外に案内掲示がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。
ロマネスク様式の教会(12~13世紀)
東西方向
ホール: m 8.00 x 5.00
第1の増築 – 南側に(14世紀?)
ロマネスク様式の南壁を破壊し、南側に増築
第2の増築 – ゴシック教会(15世紀?)
南側におそらくフレスコ画つきポルティコを増築
バロック後期の教会(17-18世紀)
全面的にバロック様式に改築、フレスコ画が漆喰で覆われる
近代の修復(1950年〜1956年、1998年から2004年)
20世紀以降の修復でフレスコ画が見られるようになりました。イエ〜イ。
3. 平面図
教会の外に掲示されていた平面図です。東が右です。
では、見学しましょう。
4. 外観
主扉口は南側にあります。地形の都合で、その方が出入りしやすそうです。
南扉口の周りにフレスコ画が残っています。案内掲示によると、おそらく15世紀頃にポルティコが増築された頃のものです。
案内掲示によると、教会は14世紀頃に南側に増築されました。
東側に、半円形の後陣があります。
そして北側には、長方形の後陣があります。
5. 内観
教会の中に入ります。
南扉口から入ると、正面(北側)に長方形の聖域があり、その右隣(東側)に半円形の後陣があります。
12~13世紀には、扉口は西側にありました。身廊の西側に立って東を向くと、素晴らしいフレスコ画があります。
天使が右手で祝福しながら、左手にバナーを持っています。バナーには「AVE MARIA GRATIA PLENA…」と書いてあります。
受胎告知(『ルカによる福音書』1章)だと思います。
『ルカによる福音書』1章28節
天使は、彼女のところに来て言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」
翼の描き方が印象的。
対するマリアは左手に本を持っています。
中央には、右手で祝福する「Majestas Domini」。
イエスの周りには四福音書記者の象徴が描かれています。
有翼の人(聖マタイ)と有翼の牛(聖ルカ)。
ルカ、かわいい。
鷲(聖ヨハネ)、有翼のライオン(聖マルコ)。
マルコの手が柔らかそうで、素敵です。
4人とも、手は人間の手なんですねえ。
Chiesa di Sant’Ambrogio。私がすごく来たかった教会です。フレスコ画が素晴らしいです。
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