2022年12月1日(木)の最後、四番目の目的地はCorfinio。Basilica di San Pelino です。
ここは、後陣が素晴らしいです。遠景がすごく美しい上、細かい装飾もため息ものです。西側の外壁の装飾も興味深いですし、教会の中の説教壇も美しい。
目次
Corfinio へ .
外観:東側(後陣) .
概要 .
フロアプラン .
外観:西側(ファサード) .
外観:Oratorio di S. Alessandro .
内観:説教壇 .
Airbnb .
アルファベットは、基本的に全てイタリア語です。
Corfinio へ
ブッシ・スル・ティリーノ(Bussi Sul Tirino)から南に約15km、17分ほど運転して、美しい後陣を見ました。15時頃のことです。
わお!
驚いた私は、車を停め、しばらくみとれました。
外観:東側(後陣)
後陣です。陽の光を浴びて、輝いていました。
小アーケードもフリーズも、すごく美しい。
西側へ行きファサードの前の広場に車を停めました。
概要
広場にあった案内板の概要です。一部を抜粋して太字で和訳します。
ローマに対抗して蜂起したイタリア系民族の都コルフィニウムの近くにある埋葬地で、殉教したブリンディジの司教、聖ペリヌス(San Pelino)の墓の上に建てられた basilica である。
ロンゴバルドの時代、この都市はヴァルヴァ(Valva)の名で再興したが、サラセン人やハンガリー人の侵入により、決定的に破壊された。その後、この地はペンティマ(Pentima)と呼ばれるようになり、1927年までその名を保っていた。1928年、栄光のイタリアの都に敬意を表して、コルフィニオ(Corfinio)と改名された。
建物は1075年から1124年の間に建設されたことが確実視されている。この年、司教グアルティエロ(Gualtiero)はbasilica di S. Pelinoを厳かに奉献した。
現在の建築群は三つからなり、そのうち basilica と oratorio di S. Alessandro は最も古い建物である。oratorio は、教皇アレクサンデル1世(109-119)の遺骸を納めるために建てられたものだが、埋葬場所は確認されていない。
この後も、案内板を引用するときは太字で書きます。
フロアプラン
案内板にあったフロアプラン。東が上です。
外観から見学します。
外観:西側(ファサード)
繊細な装飾があります。
西扉口も良いのですが、
その上に動物たちがいます。
再利用されて、ファサードに使われたようです。
外観:Oratorio di S. Alessandro
石材が、いっぱいあるようです。地面に野ざらしで、ゴロゴロと置いてあります。
本題に戻ります。
oratorio di S. Alessandroの西側にも、細かい装飾があります。
すごく細かいんですが。
どれも、不思議なちからづよさがあります。
聖堂の中に入ります。
内観:説教壇
身廊にはクリアストーリー(採光用の高窓が並ぶ側壁)があり、明るいです。
説教壇(pulpito)は、オドリシオ司教(vescovo Odorisio、在任1168年~1188年)の時代に作られたそうです。
古典的で立派な装飾です。
すごいわあ。
見学の終わりに
Basilica di San Pelino。後陣が素晴らしいです。遠景がすごく美しい上、細かい装飾もため息ものです。西側の外壁の装飾も興味深いですし、教会の中の説教壇も美しい。
Airbnb
この日の見学を全て終えた私は、北東に44km、34分ほど車を運転して、Manoppelloという村にあるAirbnbにチェックインしました。台所兼食堂、風呂トイレ、寝室二つという間取りの一戸建ての一階部分です。無料で路上駐車し放題。
3泊の総額が€ 103.98 EURでした。(安くてびっくり)
私ひとりには十分すぎる広さがあり、もちろん洗濯機もありました。食べ物も飲み物も、種類豊富に大量に用意してあり、大歓迎っぷりに感謝感激でした。
すごく居心地が良かったです。
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