ゾディアック(Zodiaque)の la nuit des temps で私が計画している行き先を調べて、驚きました。
ル・ピュイ=アン=ヴレ(Le Puy-en-Velay)がない?
『Auvergne romane』の巻に、
ル・ピュイ=アン=ヴレ(Le Puy-en-Velay)がないんです。
ル・ピュイ=アン=ヴレ(Le Puy-en-Velay)の北にあるシャントゥジュ(Chanteuges)のあたりで途切れています。
ル・ピュイ=アン=ヴレ(Le Puy-en-Velay)は、かつてのオーヴェルニュ地域圏の南部であるオート=ロワール県(Haute-Loire)43 に位置します。
さらに、北はサン=デジレ(Saint-Désiré)やサン=ムヌー(Saint-Menoux)が載ってないんです。
これら二つは、かつてのオーヴェルニュ地域圏の北部であるアリエ県(Allier)03 に位置します。
サン=ムヌー(Saint-Menoux)の南にある、スヴィニー(Souvigny)が掲載北限のようです。
謎がとけた
別のページに、親切な地図がありました。
なんと、旧主教区(1317年以前)で分けていたんですねえ。
だから、サン=デジレ(Saint-Désiré)やサン=ムヌー(Saint-Menoux)は
『Nivernais-Bourbon roman』に載っています。
ほら、あった。
このあたりの地名に”Bourbon”が多くつくのは、そういうわけだったんですねえ。
そして、ル・ピュイ=アン=ヴレ(Le Puy-en-Velay)は『Forez-Velay roman』に載っています。
ほら、あった。
これです、これです。
地図にも、もちろん載っています。
そっか、それでル・ピュイ(Le Puy)は、「ヴレにある」ピュイ(Le Puy “en-Velay”)なんだ。
少し、賢くなりました。
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