2019年9月の旅行七日目、五番目の目的地はUnha。エスクニャウ(Escunhau)から東に約5km、車で約8分の道のりです。
駐車場に車を停め、歩いて目指すは Santa Eulàlia d’Unha。
レストラン(9月上旬の火曜日の13時頃でしたが、多くの店は営業してない様でした)の看板が並ぶ可愛らしい小道を進みます。
鐘楼を目指して歩くと、階段が。
のぼります。
けっこう急な階段。やっと登りました。どうやら左(東)に行くと
門があってそこから入るべきらしい。
門壁に沿って並ぶワイン色の案内二つ。
1944年の侵略について書かれてて、その死者が葬られているそうです。
これらの案内板の隣に、教会についてのフロアプラン付き案内板が。
案内板によると、12世紀のロンバルディア・ロマネスク様式の教会。12世紀のロマネスク様式の壁画の他、ゴシック様式やルネサンス様式の壁画。ロマネスク様式の洗礼盤。18世紀にバロック様式で改築。
フロアプランを拡大
象徴的なものとして描かれているのは、どうやらロマネスク様式の壁画。
この図、あれです。アラン谷のロマネスクのロゴに使われているこれ。
では、門から中に入ってみます。
扉口は南側にひとつだけ。
私が行ったのは9月10日(火)13時。残念、扉はガッチリ閉まってました。
ああ、壁画を見たかったなあ。
仕方ない。外側を楽しみます。
後陣の装飾はロンバルディア帯が美しい。
西側に行って教会の南側を見ると、墓地。
教会の南壁を見上げると、持ち送りが並んでいます。
持ち送りに注目。
南壁、西端の持ち送りを別角度(西壁側)から
周りの石の組まれ方からして、この石は構造の中で重要と感じます。そして、彫刻の両手をあげて重みを支えている様子が、たのもしい。
Santa Eulàlia d’Unha、教会の中にはロマネスク様式のフレスコ画や洗礼盤があり、教会の外には持ち送りや後陣がある、素晴らしい教会です。
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