ピストイア(Pistoia)<2>

サン・ゼノ大聖堂(Cattedrale di San Zeno)の見学を終え、サン・ジョヴァンニ・フオルチヴィタス教会(Chiesa San Giovanni Fuorcivitas)に向かいます。南西に250メートル、徒歩3分の道のりです。

グーグルマップの画像を私が編集しました

歩いていると、しましまの建物が、突然あらわれます。

案内板によると、福音書記者ヨハネに捧げられているこの教会がサン・ジョヴァンニ・フオルチヴィタス教会(Chiesa San Giovanni Fuorcivitas)と呼ばれているのは、この場所が昔の市壁のすぐ外だったから。Fuorが外、Civitasが市街を意味するってわけですな。

歴史家の中には、教会の歴史は7世紀~8世紀に遡るという人もいますが、文書記録は12世紀。時の司教が教会再建を決めたと記録されています。この教会は14世紀に拡張工事されましたが、白い石灰華(travertine)と緑の蛇紋石(serpentine)による装飾や、道路に面した北扉口の装飾が残っています。

内部の装飾は主に13世紀末~15世紀。説教壇(1270年)、聖母戴冠の聖水盤(1353-55年)、福音書記者ヨハネの聖水盤(1370年)、磔刑(13世紀)、ご訪問(1445年)などです。

ゾディアック(Zodiaque)の『la nuit des temps』によるフロアプラン

ロマネスクの回廊があるんですが、残念ながら閉まってました。祝日みたいな日だったせいかな。

教会のホームページによると、7月と8月以外は通常7:30~12:00 と 17:00~18:30
に開いています。7月と8月は午前中だけです。

さて、外を見学しましょう。

教会の東側は、隣の建物が迫ってて上手く写真におさめられません。

教会の西側も、上手く撮れない。

西扉口、こんなです。

ちょっとあわれな状態。

一般的なロマネスク教会だとファサードとして立派な姿をしてることが多い、西側。

ま、この教会の主役は通りに面した北側でしょう。

そして、北扉口。

まぐさには「最後の晩餐」(新約聖書、マタイによる福音書26章、マルコによる福音書14章、ルカによる福音書22章、ヨハネによる福音書13章) 。

グルアモンテ(Gruamonte)親方による12世紀の彫刻です。

テーブルクロスのひだが波紋みたい。

拡大してよく見ると、一人ひとりの表情が豊かで、わずかに彩色が残っています。

でもなんだか、、、

目が怖い。

彩色の落ち加減やよごれのせいでしょうか。

怖くなったら、愛らしいものを見て心を落ち着かせましょう。

正面から。

サン・ジョヴァンニ・フオルチヴィタス教会(Chiesa San Giovanni Fuorcivitas)、北側の豊かな装飾が道行く人を楽しませます。

 

 

 

 

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