コルシニャーノ(Corsignano)

2019年GWの旅行七日目、最初の目的地はCorsignano。泊まっているシエナ(Siena)から南に約60km、車で約70分の道のりです。

4月30日(火)に訪問したのは7箇所。
23. コルシニャーノ(Corsignano)
24 ~ 26. サン・クイリコ・ドルチア(San Quirico d’Orcia)
27. カステルヌオーヴォ・デッラバテ(Castelnuovo dell’Abate)
28. アッバディア・サン・サルヴァトーレ(Abbadia San Salvatore)
29. ソヴァナ(Sovana)

グーグルマップを編集して訪問番号を加えました。

この日はラツィオ州との州境近くまで南下します。 なんと、車を運転する時間の合計は約6時間、走行距離の合計は約300km。我ながら、とんでもない計画を立てたもんです。

さて、最初の目的地はコルシニャーノ(Corsignano)ですが、実はこれは古い名前。

このコムーネ(基礎自治体)は現在、ピエンツァ(Pienza)と呼ばれています。ここ出身のピウス2世が教皇になったとき、小さな村だったコルシニャーノ(Corsignano)をルネッサンスの街に変え、名前も変わりました。今では市街地の歴史地区(centro storico)は世界遺産。多くの観光客が訪れる人気の場所です。

そんな場所での、私の目的はサンティ・ヴィート・エ・モデスト教会(Pieve dei Santi Vito e Modesto)。コルシニャーノ教会(Pieve di Corsignano)とも呼ばれます。

華やかなルネッサンスの街の外にあります。

事前に役場に問い合わせると「教会は通常、9時~12時と15時~17時に開いています」と返信がありました。

良かった、扉が開いてる!

案内掲示がありました。

それによると、この教会は数世紀にわたって建築されています。ファサードは11世紀に遡りますが、南側の一部は12世紀に崩れたため、再建されました。より古いのはラヴェンナ様式の鐘楼、最も古い部分は地下聖堂です。二つの扉口はロンバルディア様式で、西扉口には幾何学模様や植物模様が、南扉口には三博士の礼拝とご生誕の場面が描かれています。

ファサードが、素晴らしいんです。身震いするくらい。

上に女性が立ってます。

西扉口の装飾が秀逸。

人魚がこんな風にまぐさに描かれるって、すごい
動物や人がヘタウマ系で印象的

印象的なまぐさの他にも、細かい彫りが縦横無尽。

まぐさの下から見上げます。

びっしり
まきまき
ぐるぐる

ここで大失敗。

この西扉口に夢中になった私は、あわわ、あわわ、と興奮してしまい、南扉口を見忘れてしまったんです。南扉口には三博士の礼拝とご生誕の場面が描かれているそうです。

教会の中に入りました。

ファサードを背にして後陣を向く

柱の一つに、蛇がいます。

にょろにょろ
北側廊

北側廊のファサード側に鐘楼があります。

近寄って鉄柵の中を除いてみました

見事な円柱形の鐘楼(内側)。

南側廊

南側廊の後陣側が気になります。

近づくと

階段の上の装飾は再利用品でしょうか?かけらを組み合わせて設置した感じです。

南側廊の階段をあがると、祭壇と地下聖堂への階段があります。

内陣から南側廊を向く

上の写真の、木製の椅子が置いてある所から地下聖堂に行けます。

南側廊の祭壇を正面から見ます。

地下聖堂に行きます。

あちこち調べましたが、照明がつけられませんでした。まっくら。

先に下りた夫がスマホの懐中電灯機能で足元を照らしています。

どきどきしながら行くと、階段の下には鉄柵。

ええええ?鍵が閉まってる?とショックを受けましたが、よく見ると

開けられました。

いざ、中へ。

右(南)の壁

思った以上に狭くて、上の写真の通り、一本柱の向こうに半球形の後陣があるだけ。

柱の右から後陣を向く
柱の左から後陣を向く
後陣
柱のベース

簡素な地下聖堂でしたが(暗かったせいもあるのか?)、いつになく、わくわくどきどきしました。

地上に戻ってホッ。

サンティ・ヴィート・エ・モデスト教会(Pieve dei Santi Vito e Modesto)、ファサードの装飾が秀逸で、地下聖堂で異空間体験ができます。

 

 

 

 

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