2018年9月の旅行八日目、四番目の目的地はBaugy。モンソー=レトワール(Montceaux-l’Etoile)から南に約8km、車でわずか約8分の道のりです。
ここでの目的はサン=ポン教会(Eglise Saint-Pons)。
Baugyに着くと、教会の北にあるこちらの店に車を停めてトイレ休憩。
Au Bouchon Brionnais
Le Bourg, 71110 Baugy
コーヒーを飲みながら、インターネット(Le site sur l’Art Roman en Bourgogne)のEglise Saint-Pons のページのプリントアウトを見ていると、お店のご主人らしい人が、ニコニコしながら話しかけてくれました。
苦手なフランス語ですが「教会を見に来たのですか?」と聞いている気がしたので「ロマネスク教会が好きなので、教会を見に来ました」と伝えると、店の奥にある出入り口を指差して「こっちにも良いのがある」と言っている気がしました。
ついて行ってみると、これだそうで
窓が綺麗だそうで
村一番の古い建物だそう。いつ頃のものですか?と尋ねると、奥様らしい人に確認してましたが、奥様も分からず。ご主人の笑顔が素敵だし何だかうれしいから、細かいことは、ま、いっか!
会計を済ませ、お礼を言って店を出て、教会へ。
教会の南東側です。
自転車に乗ってる人がいっぱいいました。
教会の南西側。すごい、全部、きれいな黄色と赤の石灰石です。身廊の窓が小さい!
façadeです。
北側です。
中に入って、びっくり、たまげました。
ちょー、カラフル。
良いものを見つけました。
フロアプランを拡大。
すごい、これってきっと、ロマネスク建築がほぼそのまま。
いつ頃に建てられたのかを知りたくてリーフレットを見たんですが、困ったことに、英語版には11世紀の半ば、フランス語版には12世紀の初めと書かれています。
なんか、いつ頃のものかが分からないって、ついさっきも話したような気がします😅
でも、ロマネスク建築の構造が素敵なまま残ってて何だかうれしいから、ま、いっか!
身廊の北壁
ロマネスク様式の窓(朝顔口、embrasure)も、ロマネスク様式の柱頭彫刻も、カラフル〜
身廊の南壁
なんと
だんだん
目が慣れてきちゃいました
目が慣れてきたところで、柱頭彫刻を拡大。
そうは言っても、どぎつい
ちょっと、コワモテ。
なんで目を赤く塗っちゃう?こわいよ?
あ、なんか、落ち着いて見られます。
こんなのや
こんなの
これも、
これも、良い感じです。
そっか、あんまり彫刻部分に色が無くて、あっても金色だけ、とかだとイケます。
豊かな色彩を楽しんだところで、さて、もう一度、façadeへ。
このシンプルさ。素晴らしい。
サン=ポン教会(Eglise Saint-Pons)、最も古い時代のロマネスク様式が残る教会です。
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