サン=ロマン=ス=グルドン(Saint-Romain-sous-Gourdon)

2018年9月の旅行七日目、三番目の目的地はSaint-Romain-sous-Gourdon。モン=サン=ヴァンサン(Mont-Saint-Vincent)から西に約7km、車でわずか約14分の道のりです。

ここでの目的はサン=ロマン教会(Eglise Saint Romain)と昼食。

村に入るなり、手入れの行き届いた小さい建物が並び、美しい花がいろどりを添えている様子があまりにもかわいくて、びっくり。

手ごろな駐車スペースに車を停めて、早速、見学です。

教会も、もろに私好み。

かなり気持ちが高ぶった状態でシャッターを押しています。

この時、大失敗。

左側に牛がいたのでそっちに気をとられてしまい、持ち送りに素晴らしいロマネスク彫刻があるのを望遠レンズで撮るはずだったのに。

忘れました。

その素晴らしい持ち送り彫刻がこちら。望遠レンズじゃないから画像が不鮮明で残念。

私が気をとられてしまった牛は、こちら。ユーチューブに画像をアップしました。

教会を南西から。

西側、façadeも良いです。

近づいてみます。

この素朴さ。すばらしい。

北扉口から中に入り、façadeを背にして祭壇を見ます。

なんと愛らしい。

興奮して、あわわ、あわわ、となりながらシャッターを押します。

柱頭彫刻が、魅力にあふれてます。

怪しい魅力が大爆発。

現地には案内掲示やリーフレットは、みあたりませんでした。

インターネット(Le site sur l’Art Roman en Bourgogne) で得た情報によれば、11世紀の終わりから12世紀の終わりまで、いくつかの段階で建てられたロマネスク教会で、最も古い部分は身廊です。クワイヤ、鐘楼、そして後陣を含む教会建物の東側部分は、12世紀以降の建築です。クワイヤの二つの柱頭は、おそらく11世紀のものを再利用しており、仕事、出産および、ご降誕を表しています。外部の装飾では、持ち送りの彫刻は人間、動物あるいは怪物を表しています。教会建物の西側部分である façade は、12世紀後半に未完成であったものの再建です。教会は2000年頃に修復されました。ここではメロヴィング朝時代の石棺が発見されており、古い礼拝所の存在が確認されています。

では、お楽しみの柱頭彫刻をご紹介。

別の角度から

さらに別の角度から

これ、妊婦ってことですか?

もう、かわいすぎ。

別の角度から

さらに別の角度から


サン=ロマン教会(Eglise Saint Romain)、心をとろけさせるロマネスク教会です。

昼食は教会の西向かいの、こちら。

Le Saint Romain
71230 Saint-Romain-sous-Gourdon

この旅行での、夫との最後の食事だったので奮発。

夫の前菜

私の前菜

夫の主菜

私の主菜

白チーズ😍

夫のデザート

私のデザート😋

美味しかった!

食後は北西に約24km、車で約26分のGare du Creusot TGV へ。

ほぼ時刻どおりにTGVが来て、姉と再開し、夫を見送ることができました。

さて、ここからは私ひとりで運転(命にかかわる大事はありませんでしたが、ちょいちょい、やらかしました)。

ドタバタ姉妹のロマネスク探訪の始まりです。

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