2018年9月の旅行六日目、四番目の目的地はChapaize。シセ=レ=マコン(Chissey-lès-Mâcon)から北に約4km、車でわずか約7分の道のりです。
車を走らせていると、美しい鐘楼が見えてきました。
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ここの目的は、教会(Église Saint-Martin de Chapaize)と昼食。この日の昼食をどこで食べよう?と調べていたとき、良さそうな店が複数みつかったので、絶対、Chapaize でしょ!と即決。
鐘楼を目指していくと簡単に教会に着きます。
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教会の前の通りには洒落た雰囲気の店が並んでいて、駐車スペースがたっぷり。
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上の写真を撮った場所に、トイレがありました。
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昼食のために選んだ店は、教会のまん前で、その名もサン=マルタンです。
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Le Saint Martin
Le Bourg, 71460 Chapaize
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いただいたのは、こちら。
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美味しかった!
食後に早速、教会を見学です。
事前に私の訪問予定日に教会が開いているか、鍵を借りる必要があるかを役場に問い合わせると、こんな返信がありました。
L’église est ouverte tous les jours (seules exceptions: les mariages et les concerts le soir!) d’environ 8 h le matin à 20 h le soir!
Bonne visite!
教会は毎日朝8時から夜8時まで開いています!(例外:結婚式と夜のコンサート!)
良いご訪問を!
感嘆符いっぱいの明るい回答に微笑ましい気持ちになりました。そして、教会が結婚式やコンサートの会場に選ばれてるってことは、きっと雰囲気ばっちし良いってことだと思って、期待が高まりました。
教会見学は、いつものように、周りの様子の確認から。
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東側、後陣です。教会の周りは墓地になっていて、その周りに石塀があります。それにしても、鐘楼が美しい。
南西側から。
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うっとり。これは、結婚式に使いたくなるってもんです。
しばらく見とれたり、歩き回って写真を撮ったり。ゆっくり楽しんでから中に入りました。
中に入ると、いきなり、こんな表示が。
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文化遺産の保存って、大層お金がかかるんですね。
側にこんなのもありました。
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寄付金箱にお金を入れて、リーフレットをもらいました。それによると、
Chapaize の村の歴史はローマ時代に遡ります。二つのローマ街道が交差する地点にほど近い、Saint-Légerの泉として知られる聖なる泉がある場所です。森を抜けると広がる平原(Campus)だったことから、その名がついたと考えられています。
10世紀に小さな僧院(hermitage)がつくられ、修道士がどんどん増えたので、11世紀に修道院(monastery)がつくられました。
35メートル×13メートルの、三つの後陣を持つ三廊式の教会の建築開始は1030年のこと。
リーフレットに載っていた詳細なフロアプランがこちら。
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façadeを背にして、祭壇の方を見ると、こうです。
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華美な装飾は一切ありませんが、ため息が出るほど美しい。
採光用の高窓の、クリアストーリー(clerestory)があります。これはうめられていたのですが、20世紀の修復で再び開けられたもの。南の窓から差す陽光が太い柱に反射して、とても綺麗です。
南の側廊
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北の側廊
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祭壇を背にしてfaçadeの方を見ると、こうです。
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並ぶ柱が実にきれいです。
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サン=マルタン教会(Église Saint-Martin de Chapaize)。ブルゴーニュ地方最古のロマネスク教会の一つであり、そのロンバルディア様式の鐘楼が美しく、独特な身廊のつくりがすごく魅力的。ずっと心に残っています。
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