2023年8月3日(木)、二番目に訪れたのは Albugnano、Chiesa di San Pietro です。
ここは、後陣の外観が良いです。
西扉口に「扉をお閉めくださるようお願いします」との張り紙があり、鍵はかかっていませんでした(2023年8月現在の情報です)。
目次
1. Albugnano へ .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 内観(後陣) .
5. 外観(後陣) .
1. Albugnano へ
私はヴェッツォラーノ(Vezzolano)から東に約1km、3分ほど運転して、墓に囲まれた小さな教会に着きました。12:00頃のことです。
ヴェッツォラーノ(Vezzolano)から近いですし、かわいい教会です。
2. 概要
Vezzolano で近隣のロマネスク教会が紹介されていました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。
文書記録は1235年。San Pietro de Fenestrella と呼ばれ、Canonica di Santa Maria di Vezzolano に従属し、類似の建築様式を持つ。
廃墟化が進んだため、17世紀に部分的に改築され、1870年には柱間が一つ減築された。
唯一のオリジナル部分である後陣は、Monferratoのロマネスク様式の貴重な証であり、壁面、様々なモチーフで彫刻された持ち送り上の冠、石の格子の名残をもつ窓がある。
インターネットで得た情報では、もとは Fenestrella 村の教区教会だったものが、のちに墓地教会となったようです。
3. 平面図
Vezzolano にあった平面図です。東が右です。
実に簡素な教会です。
4. 内観(後陣)
西扉口の鍵はかかっていませんでした。教会の中に入ります。
勝利アーチの縞々模様が印象的です。
後陣には三つの窓があります。
北側の窓に、石の格子の名残があります。
後で、外側からみます。
5. 外観(後陣)
外に出て、後陣をみます。
建物全体に二重の盲アーチがあります。
後陣の軒下には、浮き彫りが施された帯があります。
浮き彫りが施された帯の下には二重の盲アーチがあります。
二重の盲アーチの下には色んな浮き彫りが施された持ち出し(peduccio)があります。
北側の窓に、石の格子の名残があります。
唯一のオリジナル部分である後陣、かっこいいです。
Chiesa di San Pietro。後陣の外観が良いです。
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