2022年冬❄️の旅行の始まりです。11月28日午後に成田空港をたち、翌朝6時半頃にフィウミチーノ・レオナルド・ダ・ヴィンチ空港に着きました。最初の目的地は Terracina、Cattedrale di San Cesareo です。
ここは、ポルティコと内陣のモザイクが素晴らしいです。
目次
eSIM .
飛行機 .
Terracino へ .
概要 .
外観:ポルティコのモザイク .
内観:全体 .
内観:内陣のモザイク .
eSIM
着陸から15分ほどで、預け入れた荷物がターンテーブルに出てきたのですが、それまでにインターネット接続の契約を済ませました。
今回の旅でも、滞在先でのインターネット接続はeSIMを使いました。
私は滞在中も仕事をするので、日頃から使っている日本のSIMをスマホに挿入したままです。つまりデュアルSIMになります。
着陸するとすぐにスマホが使えるって、やっぱり、便利ですよね。
飛行機
飛行機は、ローマ往復です。
前回同様に、直行便ではなく、アブダビで一度のりつぐ便にしました。エティハド航空のビジネスクラスです。直行便のエコノミークラスと大きく違わない値段でした。
エティハド航空のビジネスクラスを利用すると、夜にアブダビに到着し、ラウンジで落ち着いて食事ができます。そして、ローマへの飛行機に搭乗したらすぐに機内でしっかり寝られます。その後、着陸前に機内で朝食を済ませると、朝7時頃からローマで元気に活動できます。とても効率的でした。
Terracino へ
空港のレンタカー会社で、予約しておいたオートマ車を借りました。ミニ(BMW)です。Apple CarPlay が BMW に接続できなくて、Google検索して知りました。Bluetooth 接続なんですねえ、おっしゃれ〜。
私は、空港のレンタカー会社から南東に約124km、100分ほど運転して、ティレニア海に面した大きな町につきました。11時頃のことです。
Terracino での目的は、Cattedrale di San Cesareo 。
大聖堂を目指して坂道をのぼっていると、海が見える高台に広場がありました。ふと目をやると、壁に、ロンゴバルド風の組み模様がびっしり。多分、9世紀くらいの彫刻です。地域によっては博物館に保存しちゃうやつ。
野晒しにしちゃうのが、ラツィオ州流。
さらに歩いていると、あちこちに古代ローマの遺跡が。。。
なんだか、イタリアに来たなって実感しました。
到着です。
概要
教会の外にも中にもたくさん案内板がありました。教会の中にあった3枚にわたる長文の案内板について、一部を抜粋して太字で和訳します。
大聖堂は、アウグストゥス時代のローマ神殿の大理石の基壇の上に建っており、この神殿は街のカピトリウムと呼ばれ、その構造は北側と西側に残っている。この古典的な建物は、西側のアエミリア・フォーラムを取り囲み、中世初期から城塞の中心地として機能し、中世には大聖堂のほか、市庁舎など多くの建物が建てられた。
最も古い記録は、9世紀である。大聖堂は11世紀に再建され、1074年11月24日に司教であるベネディクト派のアンブロージョ・ダ・ミラノ(Ambrogio da Milano)によって奉献された。その後、教会とその付属施設は、モンテカッシーノの大修道院長であったデシデリオに譲渡された。
ロマネスク様式の建物は、12世紀から13世紀半ばにかけて、貴重な典礼用具、ポルティコと鐘楼によって完成した。教会の外側は、ローマ時代の神殿の階段を利用したポルティコを通してムニチピオ広場(旧エミリアーノ広場)に面している。
このポルティコの装飾が、良いんです。
外観:ポルティコのモザイク
向かって右側に、モザイクがあります。
すごく生き生きしています。
この黒いのは、美しい影絵のようです。
こちらは、つぶらな瞳がなんとも、良いです。
戦いや船も描かれています。
教会の中に入ります。
内観:全体
三身廊です。
両側廊には礼拝室が設けられています。
モザイクが素晴らしいです。
特に素晴らしいのが、内陣のモザイク。
内観:内陣のモザイク
ふんだんに使ってある太い大理石の柱は、古代ローマの遺産かなと思うのですが、その柱に、モザイクがよく映えるんです。
壁にある、これ。
愛らしいし、きれいだし。
向かい側の壁にも、あります。
石が光を受けて、美しさを増します。
さらに、祭壇の下のモザイクも、すごい。
きらっきらです。
大理石がふんだんに手に入る土地柄だから、できることなんでしょう。
Cattedrale di San Cesareo、ポルティコと内陣のモザイクが素晴らしいです。
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