カルカソンヌ(Carcassonne)

2018年3月の旅行三日目(月曜日)。Toulouse で Basilique Saint-Sernin の見学を終えると午後4時過ぎでした。

これからカルカソンヌ(Carcassonne)に移動します。

目的地の Carcassonne は、Toulouse から車で南東に約100km、80分くらいかかります。

ところで、この日、Toulouse 空港で待ち合わせて、夫が旅に加わりました。私がイタリアにいた土日の間、パリ(Paris)で好きなスポーツ観戦をしていました。夫は私と同じ40代、東京在住です。雰囲気が少し亀に似ています。私と違って夫は車の運転が好きです。細い山道も好きで、スイスイ行ってくれるので大変、助かります。

今夜の宿は、Carcassonne のオード川左岸。緑で〇した場所です。飲食店やビュー橋(pont vieux)にも近く、川の向こうの観光名所シテ(Cité)も、歩いて15分ほどです。

今回、Airbnb初体験!です。Carcassonne は一泊だけですが、次のPerpignan では三泊します。キッチンと洗濯機とバスタブありの部屋を探しました。

キッチンは二人の希望です。朝食や夜食を食べたい時刻に食べたい食材で用意できそう。ホテルだと時々、朝食時間が遅かったり、値段が高かったりしますから。洗濯機は夫の希望です。洗濯好きなので、ざぶざぶ洗えるように。バスタブは私の希望です。シャワーだけじゃなく浴槽に、ちゃぽん、とつかりたいんで。

家事に関しては、基本的に調理は私担当です。飲み物の用意、食事の後片付けや洗濯は夫担当です。

さて、Airbnbで面倒なのは、鍵の受け渡しです。特に今夜の宿は街中なので、道が狭すぎて、ゆっくり鍵の受け渡しを行うような停車スペースがありません。到着に際して、30分前と10分前にホストに連絡して、建物の前で待っててもらいました。

あ、多分あの人だ。

金髪の屈強そうな男性が立ってます。

まず、スーツケースを建物の中に置きます。次に、金髪屈強ホストさんを乗せて、少し離れた駐車場に案内してもらいます。

駐車場はオード川の土手にあって、Citéが一望できました。

三人で部屋まで歩きます。途中でスーパーの場所を教えてもらいました。

部屋に戻ってきました。エレベーターなしの三階と四階部分です。

ダイニングキッチン、展望リビング、バスルーム、寝室二つに駐車場つきの物件。一泊総額14000円です。

風呂が水漏れするけど、気にしないで使ってくれ、とのこと。床に水が広がるんだって。(この後、実際に漏れました。でも、すごい広いバスルームに少し漏れただけで、あまり気になりませんでした。)

明日の朝のチェックアウト時は、金髪屈強ホストさんが自分の車で迎えに来て、私達と荷物を拾って、駐車場まで送ってくれるそう。「だって、駐車場まで歩いて行って、慣れない、こんな狭い場所まで運転して戻って、荷物を積んで、では大変だろうから」と、おっしゃる。おお、立派な体格にして繊細な心遣い!すっごく、ありがたい!! ( ✧Д✧)

翌朝のお迎え時間(早朝9時!明日もかなり予定詰め込んでるんで。)を約束して、屈強ホストさんは帰って行きました。

階段の踊り場に、屈強ホストさんの若い頃の写真がたくさん貼ってあります。大きい写真です。政治家っぽい人とのツーショットや、シドニー・オリンピックでの代表選手達と一緒の写真もありました。もしかして、屈強ホストさん、有名人なのか?

さて、夕飯です。事前に調べたお店は7時開店。スーパーで買い物(今夜の二次会用のワイン、明日の朝食用のハム、チーズ、サラダ)をしたいので、その後で行くとちょうどいい頃合です。

今夜の食事処に着きました。

Au lard et au cochon
2 rue Denisse, 11000 Carcassonne Center
+33 9 83 73 09 02

開店一番乗り。

気取らない、でも素敵な印象の女性が一人でお給仕してくれます。

メニューを読んでも良く分からない付け合わせ野菜があったので聞いてみました。

豆で、こーで、あーで、との事ですが良くわかりません。女性は少し悩んでからカウンターへ行きました。戻ると私物らしいスマホを持っています。「コレです。」といってイメージ写真を見せてくれました。ありがとう!分かり易い!! (*´∇`*)

頼んだのは、まず、白ワイン。

次に、これと

これ。

あと、うわさの、豆。

私達の食事が運ばれてくる頃には、店内ほぼ満席でした。

食べると、昼食を抜いた体に、滋養が染み渡ります。じわ~。

見た目はパッとしないけれども、ハーブが効いた優しい味です。

お隣は若い男女二人組です。二人は英語と、、、何だろう?ききとれない言語で話していました。女性の注文が運ばれてきて、一同、びっくりです。

でっかい。

直径30センチくらいのお皿に、高さ7センチくらいの山盛りサラダと、全てを覆いつくすほどの熱々チーズが乗っています。「お邪魔してごめんなさい。何をご注文なさったの?」と英語で聞くと、前菜の山羊のチーズのサラダです。とのこと。。。前菜をこんな盛っちゃうなんて。どんな料理人? (⌒▽⌒;)

じきに、料理人ぽい男性が来て、食事はどうですか?と言うので「美味しいです」とお答えします。

ご機嫌な感じです。そっか、わかった!このゴキゲンさで調理すると、前菜もバクハツしちゃうのか。(^^)b

夕飯の会計を済ませて、夜のCité観光としゃれこみます。

途中にあった、イルミネーション。なんだかねー。趣味じゃないわ。

肝心のCité。ほお、なかなか。

きれいじゃないの。

部屋に戻って入浴を済ませて、最上階の展望リビングで二次会です。夫が撮影しました。私の後ろ姿ごしにシテが見えます。

ワインで乾杯。んまい。
三日目も、こりゃ、良い日だわ♪ ってね。
展望リビングからの眺め、良かったです。

翌朝。屈強ホストさんと約束した9時。約束5分前に来てくれました!時間厳守って、凄い。

荷物を車に積ませてもらいます。よく見ると、ホストさんの車には「カルカソンヌ新聞」と書いてあります。カルカソンヌ新聞のライターとエディターをしているんだそうです。ヘー。その縁でいっぱい写真があったのか。

駐車場でホストさんに別れを告げ、Cité観光に出ました。

Carcassonne、素敵な街でした。

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