2022年8月17日(水)の最後、三番目に訪れたのは Allanche。Église Saint-Jean-Baptisteです。
ここは、後陣の持ち送りがよく保存されていて、教会の中には素朴な柱頭彫刻があります。
Allanche へ
夫と私はディエンヌ(Dienne)から北東に22分ほど車を運転して、大きい村に着きました。14時頃のことです。
アランシュ川の対岸で南東を向くと、鐘楼の左右に二つの城郭塔が見えます。
手前の川岸ではニワトリたちが餌をついばんでいました。
外観をみます。
Église Saint-Jean-Baptiste の外観
主扉口はゴシック様式の南扉口です。
東側に三後陣があり、
後陣の持ち送りが良いです。
大きな目の人
かわいい目の牛
ヒゲの男
犬?
何かをくわえているような。
変なのがいっぱい。
Église Saint-Jean-Baptiste の概要
教会の外に案内掲示がありました。一部を抜粋して太字で和訳します。
ロマネスク教会
12-14-15世紀
要塞化された教会という稀有な例
12世紀、ラ・シェーズ・デューのベネディクト派修道士がこの地に修道院を設立した。14世紀から15世紀にかけての中世の混乱期に増築され、城郭となった。
三つの身廊と、外側の持ち送りがよく保存された質の高い三つの後陣から構成されており、豊富な調度品(バロック様式の祭壇画、彩色の彫像など)が収められている。
教会の中に入ります。
Église Saint-Jean-Baptiste の内観:全体
教会の中の、全体の様子。
身廊の一部は尖頭アーチですが、交差部のあたりは円アーチ。
円アーチの部分には、柱頭彫刻があります。
素朴な模様。
こちらも簡素です。
Église Saint-Jean-Baptiste。後陣の持ち送りがよく保存されていて、教会の中には素朴な柱頭彫刻があります。
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