Église Notre-Dame、続きです。教会の外観と、chambres d’hôtes 初体験です。
教会の内観を見学した私は、教会の南にある今夜の宿にチェックインを済ませました。
夕飯の時刻まで少し時間があったので、教会に戻って外観を見学します。
Église Notre-Dame の外観
鐘楼も後陣もたいへん美しい姿です。
鐘楼と後陣のあいだに神の仔羊↓
後陣の窓の上には円筒を線状に並べた装飾があり、窓の柱には柱頭彫刻があります↓
南側に行くと、持ち送りの表情が豊か。
屋根は、動物、男性または比喩的なデザインの持ち送りによって支えられています。持ち送りに使用されている花崗岩は硬いため、彫刻はかなり粗雑です。
私は外観の見学を終え、満足して宿に戻りました。
シャンブル・ドット(chambres d’hôtes)初体験
シャンブル・ドット(chambres d’hôtes)は、一般家庭の余っている部屋などを宿泊者に貸すフランスの宿泊施設です。基本的には寝室と朝食を提供してくれる Bed & Breakfast の形ですが、追加で夕食を提供してくれる場合もあります。私は夕食もいただきました。
私が泊まった宿は、こちら。
Viva Villa
1 Place de l’Eglise, 03380 Huriel
こちらの宿を選んだ理由は、ロマネスク教会の真横だから。単純に、見学に好都合と思ったんです。
いまは、シャンブル・ドット(chambres d’hôtes)初体験がこちらの宿で良かった、と心から思います。
ダブルベッド一つだけの寝室には先客がいたため、私は、ダブルベッド一つとシングルベッド二つの大きい寝室に泊まりました。
センス良く、清潔に整えられた寝室には、
たくさんの本が並んでいて
興味深い本もありました。
また、寝室の窓の向こうにはロマネスク教会が静かにたたずんでいます。
さらに、宿には菜園があり、オーガニックのハーブや野菜が元気に育っています。
丁寧に育てられた野菜やハーブをふんだんに使った食事は、体に優しく美味しいものばかり。
風通しの良いダイニング・キッチンには、窓から心地いい風が入りますし、
ダイニング・キッチンから一歩外に出ると、テラスで、菜園や葡萄棚をみながら食後のひとときも楽しめます。
美味しく楽しく過ごしていると、私の予定に問題がないことを何度も確認の上で、宿のご主人が粋な計らいをしてくれました。
Église Notre-Dame を含む文化遺産の保護や継承をしている協会の会長に連絡して、翌朝に教会を案内をしてくれるように調整した、というのです。
さらに、フランス語が苦手な私のために、英語の通訳として会長夫人も来てくれるそう。
次回、特別に見学を許された非公開部分を訪問します。
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