2019年GWの旅行九日目、二番目の目的地はCascina。カルチ(Calci)から南に約10km、車で約17分の道のりです。
停めようと思った駐車場は屋台でいっぱい。離れた場所に車を停めました。
メルカート(市場)の日だったんです。
花屋、雑貨屋、下着屋に食料品屋、いろいろありました。
なんか屋台って楽しくて、つい、きょろきょろしてしまう。
浮ついた気持ちになりながらも、目指す教会へ。
目指す教会は、サンタ・マリア教会(Pieve di Santa Maria)です。
ロマネスク様式のファサード。アーチの配列や石の使い方も均整が取れています。
この教会の鐘楼はキエーザ広場(Piazza della Chiesa)の中の、教会の建物とはくっついてない場所にあります。
鐘楼を見上げると、こんな格好をしています。
教会名と「12世紀」という表示の他には、案内板は見当たりませんでした。
扉が開いているのを見てホッとひと安心。
さっそく中に入ろうと、扉の掲示に目をやると、聖ミサの時間割がありました。
けっこう熱心な教会らしい。
中に入ってみると、後陣は、真っ白。
一部の柱頭は再利用のように見えますが、それ以外、かなり新しいです。少し残念。
北側廊は隣の建物とつながっています。
上の写真の向かって左に、手すりと階段がチラッと写っていますが、階段の前に行って左を向くと豪華な空間があります。
移動して、後陣からファサード方向を見ます。
北側廊に扉があります。
扉口の左に、なんか、ある。
角のある動物は、羊でしょうか。釣り目のツンツン具合が素敵です。
両側を羊っぽいのに挟まれた、これは、なんだろう?
アルパカのような。
いかん、もふもふ系を想像してうれしくなってしまう。
サンタ・マリア教会(Pieve di Santa Maria)、ファサードと内部に残された彫刻に吸い寄せられました。
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