2019年GWの旅行八日目、四番目の目的地はLucca。ピストイア(Pistoia)から西に約45km、車で約42分の道のりです。
まず、三泊する宿に車を泊めてチェックイン(宿の情報は次回お知らせします)。
その後、ルッカ(Lucca)最初のロマネスク見学に出かけました。
サンティ・ジョヴァンニ・エ・レパラータ教会(Chiesa dei Santi Giovanni e Reparata)。
ファサードを正面から。
西扉口。
毎日10:00-18:00まで開いてて、見学には一人€4かかります。
西扉口を入ってすぐの場所で、ニコニコ現金払いです。
ここでリーフレットがもらえます。それによると、4世紀に建立されたルッカ最初の大聖堂です。8世紀にサン・マルティーノに司教座を譲りました。12世紀に遡る現在の建物はオリジナルのロマネスク様式の扉口を維持しています。
サンティ・ジョヴァンニ・エ・レパラータ教会(Chiesa dei Santi Giovanni e Reparata)は1992年に一般に再公開されました。1970年に始まった発掘調査によって、4世紀の、最初の大聖堂と洗礼堂の姿が明らかになったのです。それらは現在の建物と同じ大きさ、同じプランで、地上から2.2メートル低い場所にあります。
まずは、12世紀に遡る地上部分を見学。
豪華絢爛。
交差部から洗礼堂の方(北)を向くと、床下が見える部分があります。
洗礼堂に行くと、床下がむきだしでした。
おお~、きれい!
四角い洗礼盤って、あんまり見ない気がします。
方形洗礼盤の隣に4~5世紀の遺構が。
美しい。
リーフレットのフロアプランをご紹介。
黄色が紀元前2~1世紀、
桃色が4~5世紀、
緑色と橙色が8世紀、
青色が9世紀、
紫色が10~11世紀。
ここからは、地下にもぐってご紹介。
複数の階段が下にのびています。どの階段から降りても下でつながってるので好きなところから降りましょう。
洗礼堂の地下部分では、4世紀の円形洗礼盤の存在が確認されました。
また、方形洗礼盤とそれを取り囲む8世紀の7本の柱が残っています。
教会の地下に移動しました。
4世紀~5世紀頃のモザイク。
モザイク多数。
7~8世紀の墓
紀元前2世紀に遡る地下世界を楽しんだ後、地上へ。
ファサードの西扉口の詳細。
まぐさには、中央に聖母マリア、天使が両脇をかためて、その左右に使徒たちがいます。
変なお兄さん。
地下を見た後だとロマネスク様式が、すっごく、あたらしく感じてしまう。
この下に、あ~んな世界があるんですねえ。しみじみ。
サンティ・ジョヴァンニ・エ・レパラータ教会(Chiesa dei Santi Giovanni e Reparata)。4世紀に遡るルッカ最初の大聖堂の地下には、初期キリスト教時代の遺構が美しく保存されています。
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