2025年4月28日(月)の最後、二番目に訪れたのはBully、Église Saint-Martin de Bullyです。
ここは、ティンパヌムに貴重な浮き彫りがあります。
教会は閉まっていました。私は教会の中に入りませんでした。
目次
1. Bully
ビュリ(Bully)は、ノルマンディー地域圏カルヴァドス県にある集落で、県都カーンの約9km南西にあります。
ところで、車でノルマンディー地域圏を移動するときは、フリーフローの有料道路(2025年現在はΑ13とΑ14)にご注意ください。料金所がなく、オンラインで支払います。
さて、教会は、村外れの川岸にあります。

掲示板に、教会の修繕費用の寄付を募るリーフレットがありました。
2. 概要
リーフレットによる概要です。私が一部を抜粋して太字で和訳します。
ビュリ(Bully)の教会をお救いください!
歴史に彩られた場所
オルヌ(Orne)川とギニェ(Guigne)川の合流点に位置するサン・マルタン教会(Église Saint-Martin )は、かつてのビュリ(Bully)村を今に伝える最後の証人のひとつである。ペストの流行により、住民たちは川から離れ、尾根の上に移住せざるを得なかった。
教会は、ノルマン様式の影響を受けたアーキヴォルトと、獅子の穴のダニエルを象徴するティンパヌムで構成される扉口が注目すべき点である。この表現はノルマンディーでは非常に珍しく、西ゴート族の影響が表れている。このティンパヌムは教会の古さを物語っている。
必要な修復
サン・マルタン教会で最後の大規模な工事が行われたのは1970年代のことである。川辺にあることで風化が進み、彫刻は侵食されてしまった。2018年、自治体は教会全体の診断を行い、教会を訪れる人々の安全を確保するため、身廊、ティンパヌム、扉口の修復工事に着手することを決定した。
この後は、案内板を引用する時に太字で書きます。
3. 西扉口
私の目当ては、西扉口です。

アーキヴォルトはノルマン風の幾何学模様。

ティンパヌムには、「獅子の穴の中のダニエル」(『ダニエル書』6章)が彫られているようです。

左右対称で、写本というより、布や象牙の装飾に着想を得ていそうな印象です。
Église Saint-Martin de Bully。ティンパヌムに貴重な浮き彫りがあります。
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