2025年4月24日(木)、三番目に訪れたのはVillennes-sur-Seine、Église Saint-Nicolas de Villennes sur Seineです。
ここは、この地方では珍しく、半円アーチの天井が残っています。彫刻も良いです。
目次
1. Villennes-sur-Seine .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 外観 .
5. 内観 .
1. Villennes-sur-Seine
ヴィレンヌ=シュル=セーヌ(Villennes-sur-Seine)は、イル=ド=フランス地域圏イヴリーヌ県にある町で、首都パリの約25km北西にあります。
教会は、セーヌ川の左岸の丘のふもとにひっそりと佇んでいます。

2. 概要
教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。
この美しいロマネスク様式の教会は、ノープル・ル・ヴュー修道院(abbaye de Neauphle-le-Vieux)、そしてクーロム修道院(celle de Coulombs)の管轄下にあり、聖ニコラウスを守護聖人としている。ピンセレー(Pincerais)副司教区の一部であり、シャルトル教区に属していた。
この後も、案内板を引用する時に太字で書きます。
3. 平面図
ゾディアック(Zodiaque) la nuit des temps『Île-de-France romane』による平面図です。東が上です。

4. 外観
西に行き、ファサードをみます。
11世紀末に建設された当時、鐘楼は建物の東側、交差部の上にあった。百年戦争で大きな被害を受けた後、16世紀に再建された。半円形の扉口は1875年に建てられたものである。
1926年以降、この教会は歴史的建造物として登録されている。内部は1978年から1994年にかけて修復された。

5. 内観
教会の中に入ります。

天井には半円アーチ、身廊と側廊の間には十字形の柱が整然と並び、とても美しいです。

多くの柱頭は、質素で、上部の角が球形になっている大きな葉が彫られています。
でも、祭壇に近い、東端にある二つの柱頭には、物語性のある場面が彫られています。
東端北側の柱頭
東端北側の柱頭では、アーチの下に横たわる人物が臨終のときを迎えているようです。
口から出ている小さな裸の像はこの人物の魂だと思います。この魂の腕は、大きな悪魔につかまれています。
こんな風に死にたくないなあ。

東端南側の柱頭
東端南側の柱頭には、絡み合う植物の両側に、2頭のライオンが彫られています。

別の柱頭には、ひとつの頭と二つの体を持つ生き物が、男性の頭をかじっている様子が彫られています。
これらの彫刻は、その特徴から、11世紀末、この教会が建設された頃に彫られたもののように思います。

Église Saint-Nicolas de Villennes sur Seine。この地方では珍しく、半円アーチの天井が残っています。彫刻も良いです。
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