2024年9月11日(水)、三番目に訪れたのはAguilar de Campoo、Iglesia de San Andrésです。
ここは、13世紀のシトー会修道院につながるロマネスクです。
Aguilar de Campoo では、3か所に行きました。以下のように3回に分けて書きます。
<1> Iglesia de Santa Cecilia
<2> Iglesia de San Andrés
<3> Monasterio de Santa Maria la Real
目次
1. Aguilar de Campoo へ .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 後陣 .
5. 扉口 .
6. 内陣 .
1. Aguilar de Campoo へ
アギラル・デ・カンポー(Aguilar de Campoo)は、カスティーリャ・イ・レオン州パレンシア県にある町で、県都パレンシアの約90km北東にあります。
教会は、町の南東にあります。

2. 概要
教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。
13世紀に建てられたサン・アンドレス教会(Iglesia de San Andrés)は現在、エル・ソト地区にある。
1909年に、新しくアギラール郊外に建設された墓地の礼拝堂として移築された。
元の場所は、城のふもと、西側の斜面にあり、城壁の外にある教区教会として機能していた。1541年に小教区としての機能は消滅し、サン・ミゲル教会に併合された。1710年に教会は閉鎖され、1833年と1834年にこの地方を襲ったコレラの大流行によってサン・ミゲル教会が埋葬者であふれかえるような多数の死者が出た場合にのみ、暫定的な墓地として使用されていた。
原始的な教会で残っているのは、ロマネスク様式の要素、つまり、その扉口と後陣だけである。彫刻的装飾は、扉口と柱頭に集中しており、サン・アンドレス・デ・アロヨ修道院(monasterio de San Andrés de Arroyo)との明確な関連性を示している。ズーモルフィックな人物像や擬人化された人物像もある。扉口には、ノコギリの歯、ジグザグのモチーフ、植物の装飾で飾られた四つのアーキヴォルトがある。
この後は、Románico Digital を引用する時に太字で書きます。
3. 平面図
Románico Digital による平面図です。東が右です。

4. 後陣
教会は、20世紀初めに移築されました。
教会は、アギラール城の南西斜面にあった。当時は、中世の村とサンタ・マリア・ラ・レアル修道院(Monasterio de Santa Maria la Real)の中間に位置する郊外の教会であったに違いない。1909年、その荒廃ぶりは明らかであったため、部分的に解体され、礼拝堂としての機能を果たすために現在の場所に移された。
どの部材が元の建物のもので、どれが移築の際に加えられたものなのかを確定するのは難しい。また、傾斜面から水平面に移築されたため、間取りが同じなのか、壁の構造や容積がどの程度変化したのかもわからない。
南北の小後陣に窓がありますが、サンタ・セシリア教会(Iglesia de Santa Cecilia)で見たような、ゴシック様式に近いものです。

5. 扉口
扉口をみます。

彫刻装飾は、扉口とその柱頭に集中している。これらが、サン・アンドレス・デ・アロヨ(San Andrés de Arroyo)のシトー会修道院のよく知られた植物彫刻と正確に関連していることから、当初の建築は13世紀第1四半期頃と推定される。

6. 内陣
扉口を通り抜けます。

金属柵のあいだから、内陣を見ることができます。

勝利アーチには、植物や、動物たちが彫られています。
Iglesia de San Andrés。13世紀のシトー会修道院につながるロマネスクです。
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