アルベンガ(Albenga)<3>

2023年9月14日(木)、三番目に訪れたのは Albenga、大天使聖ミカエル大聖堂(Cattedrale di San Michele Arcangelo)です。

ここは、ファサードと北扉口に残る彫刻が良いです。

2023年は、毎日8:00~19:00に開いていました。

Albenga では、3か所に行きました。以下のように3回に分けて書きます。
<1> Museo Diocesano
<2> Battistero Paleocristiano di Albenga
<3> Cattedrale di San Michele Arcangelo

目次

1. Cattedrale di San Michele Arcangelo へ .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 内観 .
5. 外観(北扉口) .
6. 外観(ファサード) .

1. Cattedrale di San Michele Arcangelo へ

大天使聖ミカエル大聖堂(Cattedrale di San Michele Arcangelo)は、前回に見学した初期キリスト教洗礼堂(Battistero Paleocristiano di Albenga)の隣にあります。

北側外観

洗礼堂の向こうに、大聖堂の北壁と北扉口が見えます。

2. 概要

教会の外に案内板がありました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

古代ローマ時代から中世にかけてのアルベンガの中心部に位置するこの大聖堂には、何世紀もの歴史があり、その多くは20世紀の考古学的発掘調査によって証明されている。最初の建物は5世紀に遡るが、カロリング朝時代、11世紀、13世紀後半、そして16世紀末と、何度も改築が行われた。

教会の歴史は古いのですが、かなり改築されています。

3. 平面図

教会の中に平面図がありました。

大聖堂の中にあった平面図

さて、見学しましょう。

4. 内観

大聖堂の中に入ります。

身廊にて東を向く

地下聖堂を見学できるかと思ったら、その基礎を遠くから見られるだけでした。

北側廊にて南東を向く

外観を見学します。

5. 外観(北扉口)

洗礼堂に面している北側に、おそらく8世紀頃の彫刻があります。

北扉口

教区博物館(Museo Diocesano)に展示されていた彫刻の断片に似ています。

北扉口

改築の際に、再利用したのかなと思います。

6. 外観(ファサード)

西側に行きます。

西側外観

かなり改築されていますが、鐘楼の扉口に、ロマネスク彫刻があります。

つぶらな目と、厚いくちびる。

鐘楼の扉口

こちらの柱頭には、向かい合う動物たち。

鐘楼の扉口

また、バラ窓の下に魅力的な彫刻があります。

上の方では、強そうなライオンが前足で人を押さえつけています。

ファサード

こちらのライオンは、なんだか、あまり強くなさそう。

ファサード

中ほどの位置では、顔と手が大きい笑顔の人物が両手をあげています。

大天使聖ミカエル大聖堂(Cattedrale di San Michele Arcangelo)。ファサードと北扉口に残る彫刻が良いです。

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