バニャスコ(Bagnasco)

2023年8月3日(木)、六番目に訪れたのは Bagnasco、Chiesa di San Giorgio です。

ここは、東側の遠景が良いです。

毎日、昼休みなしで開いています(2023年8月現在の情報です)。

目次

1. Bagnasco へ .
2. 概要 .
3. 平面図 .
4. 西側外観 .
5. 内観(身廊) .
6. 内観(主後陣) .
7. 東側外観 .  .

1. Bagnasco へ

私はトネンゴ(Tonengo)から南に約17km、20分ほど運転すると、美しい後陣が見えました。

北東側遠景

そこから250メートルほど運転して丘の中腹にある墓地に着きました。

西側遠景

14:45頃のことです。

2. 概要

Vezzolano で近隣のロマネスク教会が紹介されていました。私が一部を抜粋して太字で和訳します。

この建物は1153年の文書で初めて言及されている。

14世紀には、この教会は一定の重要性を持ち、周辺のいくつかの教会をその管轄下におさめた: San Martino di Montafia、Madonna di Vignole、San Martino di Capriglio などの他、現在は消滅した教会である。

この後も、Vezzolano にあった案内を引用するときに太字で書きます。

3. 平面図

Vezzolano にあった平面図です。東が右です。

Vezzolano にあった平面図

身廊の一部と三後陣にオリジナルの建築が残っています。

4. 西側外観

厳かなファサード。

ファサードの上部には小さな十字形の開口部があり、その下には、三つの陶器の鉢が並んでいる。これは、巡礼者が教区教会に宿泊していたことを示すものであろう。

西側外観

5. 内観(身廊)

荘厳な内観です。

身廊にて東を向く

無骨な大きい角柱が身廊と側廊を隔てています。

昔はヴォールト天井だったのでしょうか、アーチの足のような構造があります。

身廊にて北東を向く
身廊にて南東を向く

6. 内観(主後陣)

内部には数多くのフレスコ画が残されている(14~15世紀)。

ロマネスク様式ではありませんが、どんなだか、みてみましょう。

主後陣

主後陣です。

窓の間には、痛々しい傷を持つイエスが描かれています。

イエス

窓の上には、何層にもわたって描かれています。一番目立つのは、ドラゴンを倒す聖ゲオルギウスだと思います。この教会が捧げられている聖人です。

聖ゲオルギウス

7. 東側外観

外に戻って、東側(後陣)をみます。

後陣の上部は近代の修復のようです。レンガが整然と積まれています。

東側外観

私は、遠くから見る姿の方が好きです。

北東側遠景

Chiesa di San Giorgio です。ここは、東側の遠景が良いです。

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