2023年4月30日(日)、四番目の訪問地は Santa María de Cayón。Iglesia de Nuestra Señora de la Asunción です。
ここは、後陣が素晴らしいです。後陣については、私が実物を見たのは外観だけですが、インターネットで検索してみたところ、内観も良さそうです。
教会は閉まっていました。私は教会の中に入りませんでした。
インターネットの情報によると、夏にはガイドツアーがあるようです。
目次
Santa María de Cayón へ .
概要 .
平面図 . .
東側外観(後陣全体) .
東側外観(後陣の持ち送り) .
Santa María de Cayón へ
夫と私はカスタニェダ(Castañeda)から東に約9km、10分ほど運転して、静かな教会に着きました。13:00頃のことです。
近所にお住まいの紳士がこちらを見ていました。私は、挨拶をして、教会を訪問したいことを伝えました。紳士は「あいにく、すでに聖ミサは終わり、施錠されたんですよ」と答えました。
概要
現地には案内板が見当たりませんでした。Románico Digital による概要です。自動翻訳(DeepL)に助けてもらいながら、私が一部を抜粋して太字で和訳します。
1082年、Santa María de Cayón は、アルフォンソ6世の特権により、サンタンデルのSan Emeterio修道院に併合された州のいくつかの修道院のひとつに挙げられている。
教会は、建築学的な観点から見ると、カンタブリアのロマネスク芸術の中で疑いなく重要な建物である。単なる教会ではなく、当初は修道院であったかもしれない。
12世紀前半に建てられた身廊と半円形の後陣を持つ教会であったに違いないが、その後、おそらくロマネスク様式で、翼廊が加えられた。しかしながら、この翼廊のヴォールトは碑文に19世紀とある通り、新しいものである。
この教会で真のロマネスク様式と言えるのは、後陣だけである。
そう、後陣を見に来たんです。
平面図
現地には平面図が見当たりませんでした。Románico Digital による平面図です。東が右です。
さっそく、見学です。
東側外観(後陣全体)
東側に行き、羊たちの群れを見て、私は心がなごみました。
半円形のアーチを持つモノフォラが三つあります。控えめな装飾が美しいです。
持ち送りが、内陣と後陣をぐるりと囲んでいます。
良いものを見て、私はすっかりうれしくなりました。
東側外観(持ち送り)
内陣と後陣の持ち送りを、南の端からみます。円柱を重ねたような形から始まります。
摩滅していて、細かい部分はわかりにくいです。
こちらは、手がしっかり見えます。
鳥たちもいます。
動物たちが何かをかじっています。
ネコ科の生き物のようです。
首に縄をかけているのかな
北側の端は、2体の生き物のような形で終わります。
Iglesia de Nuestra Señora de la Asunción 。後陣が素晴らしいです。私は外からしか見ていませんが、中に入って見る後陣も良さそうです。
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